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講演・シンポジウム
2017/07/20
2017年6月19日(月)、おおいた留学生ビジネスセンター(別府市京町)で、学外の方も含め、国際機関等での業務に関心を有する方を対象に、国際機関職員に関する知見を高めるとともに、当該職員としての進路について考える機会となるよう「国際機関で活躍するために」と題する社会連携セミナー*を実施しました。
当日は、外務省総合外交政策局 国際機関人事センター 外務事務官 福原康二氏をお招きし、本学の卒業生でもある国連人権高等弁務官事務所 (OHCHR: Office of the United Nations High Commissioner for Human Rights) 人権担当官 Morse Caoagas Flores氏(アジア太平洋学部・2006年3月卒業、フィリピン出身)は、現在の勤務地であるスイスのジュネーブからスカイプを通じて参加しました。
本学の須藤智徳 アジア太平洋学部准教授が司会を務め、福原氏は、国連・国際機関の役割と重要性、当該機関の職員のやりがい、職員に日本人が非常に少ない現状、職員採用制度などを説明しました。Flores氏は、ご自身が国連職員になるまでのキャリアや現在の業務内容などを紹介しました。
本セミナーには、APU生以外にも、他大学の学生や社会人の方など、約50名が参加しました。事後アンケートでは、「国際機関の職員を目指すにあたって、さまざまな道、派遣制度があることが把握できた」「国連職員には、修士以上の学位が必要なことをはじめて知った」「今、自分に準備出来ることが分かった」などの感想が寄せられました。
*APUでは、学生の学習・研究の一助となる機会として、2010年より社会連携セミナーを開催し、学外からの様々な見識をもった講師をお迎えしています。