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2016年春 学位授与式

学生生活|イベント

2016/03/18

2016年3月18日(金)、APUは2016年春の学位授与式を行いました。学部と大学院併せて28カ国・地域から728名(国際学生206名、国内学生522名)が晴れの日を迎えました。会場となったAPUミレニアムホールには、世界各地から集まった卒業生のご家族や友人も集まり、APU で培った様々な学びを糧にして新たなステージへ出発する卒業生を祝福しました。


是永 駿APU学長は、相手との違いを認め、異なる他者を思いやる、そのメンタリティーこそ、APUのキャンパスで育まれるグローバル・マインドであると述べ、「いくら経済活動がグローバル化しても、人間の意識が変わらないかぎり、領土、領海、国境をめぐるナショナリズムは解決しない。人々を平和的な共存へと導く新しい意識、新しい価値とは何か。それは、まず相手の存在を認め、互いの違いを尊重する意識、すなわち、異なる他者を思いやる意識なのです。その意識のもとに対話を続ける、その行為こそが現在の世界にあっては、真に創造的な行為なのです」と激励の言葉を卒業生たちへ贈りました。


国際経営学部代表生として、今年度の安藤百福名誉博士栄誉賞の受賞者であるWICKRAMANAYAKE P. Praviniさん(国際経営学部、スリランカ)は、感謝の言葉と共に卒業生全員へ向けて「ワークショップ2という授業では、日本語のほとんど話せない私たち国際学生と、同じくほとんど英語が話せず苦労している日本人の学生が一緒に作業をしなければいけませんでした。
そこで私が学んだことは、自分がして欲しいことを相手にしてあげる、ということでした。その時の私たちは、皆違った考え方や偏見、イメージがプログラミングされていました。しかし、対話がなによりも有効であると学ぶにつれ、その壁がゆっくりと壊されていったのです。
そして最終的には、人と人として尊敬し、信じあう強い友情が生まれたのです。卒業生の皆さん、明日からの私たちの人生は新しい出会いに満ちています。ここで学んだように、愛と敬意と信頼の気持ちを持って生きていきましょう。お互いにやさしさを胸に羽ばたきましょう。そして世界を変えましょう。」とのメッセージを贈りました。
また、経営管理研究科を代表してTHEINGI Thawさん(ミャンマー)、アジア太平洋学部を代表してSHIN Dong Ukさん(韓国)、アジア太平洋研究科を代表してPHAM Thanh Hさん(ベトナム)が、これまでの学生生活を締めくくる挨拶をしました。


式典の後には 恒例の帽子投げが行われました。卒業生たちの“We are APU”の掛け声と共に、赤い学帽が一斉に高く舞い上がり、拍手が鳴り響きました。卒業生は、笑顔で会場を後にし、それぞれが新たな人生のステージに向って歩き出していきました。また、カフェテリアで立食形式のパーティーが行われ、卒業生はともに学んだ仲間や家族・先生方との交流を深めました。

2016年春学位授与者数
  国内学生 国際学生 合計
アジア太平洋学部 (APS) 323 77 400
国際経営学部 (APM) 198 114 312
学部合計 521 191 712
大学院アジア太平洋研究科博士前期課程 (GSAM) 1 6 7
大学院経営管理研究科 (MBA) 0 7 7
大学院アジア太平洋研究科博士後期課程 (GSAD) 0 2 2
大学院合計 1 15 16
合計 522 206 728

尚、今回の卒業式の様子はUSTREAMを使ってライブ中継しました。配信映像はこちらからもご覧いただけます。
APUギャラリー
https://www.apu.ac.jp/home/gallery/article/?storyid=149









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