2016年2月10日、APUの学生団体PRENGOが、公益財団法人 西日本国際財団「第17回西日本国際財団アジア貢献賞」を受賞しました。これは、アジアの発展及びアジアとの国際交流に貢献している団体・個人を表彰するもので、学生団体としては初めての受賞となります。
PRENGOは、APUの日本人学生が2003年に創立した、タイの児童教育支援を行っている学生NGO団体です。現在は1、2回生を中心に約60名が活動しており、国内学生が約半数を占め、残りの半数はタイ人を中心としたアジア出身の学生です。メンバーは年に2回タイに渡航し、支援先の小学校の児童にタイ語の音読や100マス計算を教えたり、多様な職業を紹介し将来の夢を考えさせる活動などを行っています。その児童の中には、日本で勉強したいという夢を持つようになった人もいます。先輩から後輩に受け継ぎながら 13 年にわたり、高度な理念・方法論で自立支援や教育支援を実施したことが認められました。
代表の坂上英さん(アジア太平洋学部2回生)は、「今回の受賞は、今までのメンバーが活動を積み重ねてきた結果です。私たちは現地の人々から生きることの意味を学び、そして彼らの笑顔が私たちの活動を続ける原動力となっています。賞金は、PRENGOの今後の活動に使う予定です」と話しました。授賞式は、3月7日に福岡で行われます。
PRENGOホームページ:
http://prengo.org/