12月9日(水)に大分銀行 宗麟館にて、立命館アジア太平洋大学第2回ムスリム研究センター特別講座が開催されました。
今回の講座は、「イスラム圏からの観光客誘致~熊本県人吉市の先進事例~」と題し、日本のインバウンドの鍵となる市場であるイスラム圏からの観光客を誘致するため、先進的に官民一体となって取り組んでいる熊本県人吉市役所から、観光振興課係長 井本浩司氏と産業振興専門員 萩原新一氏をお招きして、開催しました。
当日は、大分県内の食品業、観光業、自治体、県内外の大学から、総勢約50名が参加しました。
講座では、人吉市が提唱する、「ハラール促進区の整備をコアとした地域産直・広域ネットワーク及びツーリズム構築事業」の概要と、ムスリムの観光客を誘致する経緯などの説明がありました。
参加者との活発な質疑が交わされ、荻原氏は、ハラールの基本を理解することと併せて、先ずは取り組みをはじめ、経験を積んでいくことの重要性について熱く語りました。RCMAでは同様のセミナーを引き続き開催していく予定です。