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2015/07/14
2015年5月22日東京帝国ホテルにて、モンゴルのツァヒャー・エルベグドルジ大統領への名誉博士学位授与式を行いました。当日は、モンゴル側からサンガジャブ・バヤルツォグト内閣官房長官、ルンデグ・プレブスレン外務大臣、ソドブジャムツ・フレルバ-タル駐日モンゴル国特命全権大使に加え、清水武則在モンゴル日本国特命全権大使も式典に参加し、学長から大統領に名誉博士学位記を授与しました。
名誉博士学位授与式に先立つ懇談の席で大統領は、これまで多くのモンゴル人学生がAPUで学び、卒業後は日本やモンゴルだけでなく世界各地で活躍していること、約80の国・地域から学生が集まり切磋琢磨しながら共存・共栄していることに大きな関心を寄せ、大統領が提唱するアジアの国連加盟48カ国で構成する共同体「フォーラム・オブ・アジア」の創設の構想と共通点があると述べました。 また、国の大小にかかわらず主権国すべてに平等な代表権を与え、欧州評議会のようなプラットフォームを通じて、アジア・太平洋地域の経済発展や安全保障のような大きな問題を解決できるようになるであろう。大国が野心を抑え、小国が権利を守られるための場所がアジアには必要だと述べました。
大統領は、今回の名誉博士号を受けたことを機に、APUとのつながりをさらに強める意向も示しました。
現在、立命館アジア太平洋大学はモンゴルのモンゴル国立大学、モンゴル科技大学、マネジメントアカデミーと協定を締結しており、2015年現在で25名の学生が在籍、開学から248名の学生が入学しています。