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駐日トンガ王国特命全権大使とフィジー共和国参事官がAPUを訪問

来学者

2014/01/08

2013年12月6日(金)、トンガ王国のタニア・ラウマヌルペ・トウポウ大使とフィジー共和国のジュリア・ワイサラ・コロボウ参事官がこの日開催された「オセアニア・ウィーク」グランドショー観覧のためAPUを訪問し、学生と懇談されました。APUの多文化環境を代表して、17の国からの20人の留学生が懇談に参加しました。

懇談はトウポウ駐日大使のスピーチで始まり、「あなたがたは今は若者ですが、明日のリーダーです」と述べました。コロボウ参事官はフィジーの紹介を行いました。

トウポウ大使とコロボウ参事官及び学生達はトンガとフィジーの歴史や、APUでのオセアニア学生の比率、トンガとフィジーの教育、天然資源及び国がそれをどう使うか、文化的側面など、多くのことを話し合いました。学生から、女性が外交の分野で仕事をすることについての質問があがると、トウポウ大使は外交の世界で働く女性としての経験と、どのように家庭人として、トンガ人として、大使としての役割を調整しているかをお話くださいました。「アクセルを踏んで前進するだけです。あなた方がどこにいても、必ずその場に何か貢献するようにして下さい。そのことによってあなたの名前は知られるようになります」。トウポウ大使は、学生達、特に女子学生のやる気を引き出すアドバイスをされました。

一方、オセアニア・ウィークのグランドショーでは、トウポウ大使は「今日、学生のみなさんはグランドショーで、太平洋の心を感じるでしょう。太平洋諸島人の誇りを感じ、フィジー、パプアニューギニア、タヒチ、ハワイ、サモア、クック諸島、トンガ、オーストラリア、ニュージーランドが大好きになると思います」と述べられました。続いてコロボウ参事官は「みなさんは私たちの文化について経験を深めることと思います。私たちの島は日本からは遠く小さいですが、グランドショーで受けた印象はいつまでもみなさんの心に残るでしょう」とメッセージを寄せました。

現在、APUで学ぶオセアニア地域からの学生の数は次の通りです。トンガ王国(10名)、オーストラリア(5名)、フィジー共和国(5名)、パプアニューギニア独立国(2名)、ニュージーランド(1名)。APUとオセアニアの関係がより強くなり、まだAPUへの入学者がいない島からの学生も増えることを望みます。

取材:MARDAN Khan C. A. (アジア太平洋学部、インド共和国)
APU学生広報スタッフ<Student Press Assistant(SPA)>



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