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社会連携セミナー「東南アジアの民主化と民主主義の実態」を開催

講演・シンポジウム|来学者

2013/11/29

2013年11月12日(火)、毎日新聞東京本社 外信部副部長の矢野純一氏を講師に迎え、「東南アジアの民主化と民主主義の実態」と題した社会連携セミナーを開催しました。

毎日新聞社入社後、23年の間に東京本社社会部警視庁公安担当や同国税担当、外信部担当などを経験した矢野氏は、外信部マニラ支局長時に知り得た、フィリピンやミャンマー、シンガポールなどが抱える具体的な問題点など自身の取材で経験した貴重な体験を多数紹介しました。また、2010年11月に日本メディアとして初めて実現させたミャンマーにおける民主化運動の指導者、アウンサン・スーチー氏インタビューに関しても詳しく紹介し「インタビュー後、書いた記事はネットカフェからすぐに日本へ送信して、メモ類はすべて燃やしました」とスーチー氏解放直後のミャンマーの社会状況を交えながら話しました。参加者は、現場の緊迫感が伝わる話にじっと聞き入っていました。

質疑応答では、学生から熱心な質問が多数寄せられ、矢野氏は一つひとつの質問に丁寧に答えてくれました。

APUでは、学生の学習・研究の一助となり、社会で生きる知恵を身につける機会として、2010年より社会連携セミナーを開催し、企業経営者や実務家の方などを講師にお迎えしています。



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