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APU2013年秋学位授与式

学生生活|イベント

2013/09/13

2013年9月13日(金)、2013年秋学位授与式を挙行し、38カ国・地域出身の卒業生510名が巣立ちの日を迎えました。会場となったAPUミレニアムホールには、卒業生の門出を共に祝おうと、父母の皆さんや友人、後輩が大勢駆けつけました。

是永 駿APU学長は「APUが理念として掲げている、『国際的な相互理解』、『自由、平和、人間性』、『アジア太平洋の未来創造』という考えは、残念ながら、現実の世界では、普遍的な動きとはなっていません。それを普遍的な動きとして東アジアに、アジア太平洋に広めるのは皆さんに課せられた使命です。APUの気高いミッションの下で育った皆さんこそが、この世界に、過去の記憶を乗り越えた新しい関係を、新しい歴史をもたらすことができるのです」と卒業生へ激励の言葉を贈り、学部代表者、大学院研究科代表者に学位記を授与しました。

続いて、学部卒業生および大学院卒業生の代表がそれぞれ、APUでの学生生活を振り返って挨拶しました。今年度の安藤百福名誉博士栄誉賞(*)を受賞した学部生代表のNGUYEN Thi Thanh Manさん(国際経営学部4回生、ベトナム)は「私の夢はベトナムで社会起業家として働くことです。卒業後、大学院に進学し、そこで社会起業の勉強を続けるだけでなく、APUで得ることができた人的ネットワークや友好関係、経験をより強め、発展させながら、APUの大使として、役割を精一杯果たしたいと思います」と決意を述べました。

また大学院卒業生を代表してSAGYNOV Bekturさん(経営管理研究科、キルギス共和国)は「APUの多文化的な環境のおかげで、私たちは視野を広げ、文化的な相違を理解しそれらに適応することができました。ここで身に付けた順応性やフレキシビリティは将来私たちのキャリアにとって非常に役立つものだと私は考えます。また、APUで多くの仲間と出会えたことはとても重要であり、これはビジネス用語で言えば、貴重な「asset—資産」を得たということです」と2年間の学生生活を振り返りました。

式の最後に、卒業生全員が“We are APU”の掛け声とともに立命館カラーの学帽を頭上高く投げ上げ、それぞれの新たな目標に向かって旅立ちました。

*安藤百福名誉博士栄誉賞(オナープライズ)

故安藤百福名誉博士(日清食品株式会社 創業者)のご厚意により設立された奨学金です。学部の卒業予定者で、意欲的な進路の目的を掲げ、将来、アジア太平洋地域で大きな貢献を果たそうとしている者を励ますことを目的としています。

 



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