卒業生と在学生が宇佐市で観光学習 - 立命館アジア太平洋大学

イベント|チェンジメーカー

2022/06/29

5月7日（土）、学生団体「Loop.A.S.（ルーパス）＊」は、大分県宇佐市役所の観光・ブランド課に勤務されるCHANG Chun-Shengさん（アジア太平洋研究科2018年卒業、台湾）との連携により、「宇佐市により多くの笑顔を届ける」をテーマとした観光学習イベント「青春きっぷ in 宇佐」を開催しました。

Loop.A.S. とは校友会の在学生組織（2022年6月現在メンバー約40名）で、卒業生と在学生を繋げる（Loopする）ために活動として、年間を通し各種テーマで卒業生を招聘した在学生向けイベントの実施や、卒業生インタビューの「学生ブログ」への寄稿を行っています。

Loop.A.S.メンバー5名と、公募で集まった在学生25名、計30名のAPU生（日本を含め14か国）は、実際に観光名所を訪れることで宇佐の魅力を知るだけでなく、直面する観光問題にも触れました。イベント後半にはAPUでワークショップを行い、宇佐市役所職員と共に宇佐市の観光産業について今後の可能性を探りました。

イベント前半のフィールドワークでは、「東椎屋の滝、宇佐神宮、千財農園（バラ園）」の順で宇佐市名所を巡りました。当日は天気にも恵まれ、宇佐市観光の魅力を多く発見することができました。キャンパスでは、参加者が宇佐市観光にインバウンド観光客を増やすための方策を練るため、グループに分かれ話し合い、その結果を模造紙にまとめて発表を行いました。どのグループも世界各地の出身地の若者ならではの視点で積極的に議論を行い、宇佐市に「SNSによる発信力」や「外国人訪日客向けの多言語解説」の重要性などを提言しました。