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2017年3月17日（金）、APUは2017年春の学位授与式を行いました。学部と大学院併せて33カ国・地域出身の国際学生221名を含めた800名（国際学生221名、国内学生579名）が晴れの日を迎えました。会場となった別府市のビーコンプラザには、世界各地から集まった卒業生のご家族や友人も集まり、APU で培った様々な学びを糧にして新たなステージへ出発する卒業生を祝福しました。

是永　駿APU学長は「APUのキャンパスは不思議な力を私たちに与えるキャンパスです。このキャンパスで暮らす学生、教員、職員の誰もがキャンパスのどこかで「自分を進化させよ」という言葉を、聞いたのではないかと思います。深い霧の中で、強い風の中で、あるいは降りそそぐ温かい日差しの中で。「自分を進化させて、生き抜け」とささやく声を。APUは自らを進化させて、日本のトップ・グローバル大学に選ばれました。世界のビジネス・スクールの認証機関であるAACSBから、世界のトップクラスのビジネス・スクールであるという評価、認証を獲得しました。皆さんも自分を進化させて、晴れて今日、卒業式を迎えたのです。卒業後も、進化しつづけて下さい。けっして排外的なエゴイズムや、民族差別のような愚かな思想に組みすることなく、異文化に開かれた、たくましい心でこの世界に「自由」と「平和」と「ヒューマニティー」を広めて下さい」と激励の言葉を卒業生たちへ贈りました。

（学長からのメッセージの全文はこちらでご覧いただけます）

学部卒業生を代表して、今年度の安藤百福名誉博士栄誉賞の受賞者である赤尾紀明さん（国際経営学部、日本）は、「学生生活を振り返り、一番私が良かったと思えることは、世界の不平等に対して問題意識を持ち、実際に足を運び、この目で見ることができたことです。APUは自然と視野を世界へと広げてくれました」「お互いを受け入れ、尊重することで、私たちの世界はより広がり、世界がより、わくわくする場所だと、知りました。異なるバックグラウンドが生み出す、多様な価値観や夢、考え方、そういったものを受け入れていくことは、互いの可能性を引き出し、成長させました。その大切さをここにいるAPU生は知っているはずです。
今日を境に、私たちは卒業しますが、ここで学んだことを活かすのはまさにこれからです。この多様な社会に対し、寛容の精神を持って一人ひとりがそれぞれのやり方で活躍できる、それこそがAPUの卒業生であると信じています。これから先も、多くの困難にぶち当たると思います。ただ、私たちがAPUで知り合った、世界中に散らばる友達は、どんな時でも支えてくれるはずです。
そう、私たちは一人では、ありません。挑戦することを続け、世界を驚かせてやりましょう！」とのメッセージを贈りました。

また、大学院卒業生を代表してガライ ヴァルガス ヴィクトリア アンドレアさん（経営管理研究科、チリ）が「私にとってAPUへの留学を決断するのは、簡単なことではありませんでした。私は、南米のチリから日本まで37時間かかるフライトのことだけを言っているのではありません。仕事を辞めて、家族と友人を残して来なければなりませんでした。それでもやはり、APUへの留学は自分がこれまで下した最良の決断だったと信じていますし、これが私の未来を変えることになりました」「今日、確信をもって申し上げますが、私たちはAPUでの旅を通して経験を積み、人間としても学問の面でも成長を遂げ、世界に出て行く準備が整いました。 勇気をもって居心地のいい家を飛び出して新しい機会を求め、新しいチャレンジに取り組もうとしているみなさんにお祝いを申し上げます」「最後になりましたが、重要なことを申し上げます。私たちにすばらしい経験をさせてくれた日本に感謝します」と挨拶し、これまでの学生生活を締めくくりました。

式典の後には 恒例の帽子投げが行われました。卒業生たちの“We are APU”の掛け声と共に、赤い学帽が一斉に高く舞い上がり、拍手が鳴り響きました。卒業生は、笑顔で会場を後にし、それぞれが新たな人生のステージに向って歩き出していきました。

尚、今回の卒業式の様子はUSTREAMを使ってライブ中継しました。配信映像はこちらからもご覧いただけます。

APUギャラリー
https://www.apu.ac.jp/home/gallery/article/?storyid=189

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