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スウェーデンのリンネ大学での1年間の交換留学を終えて、APUに戻ってきたサステイナビリティ観光学部3回生のまなかです。今回はスウェーデン留学を目指した理由と事前準備について紹介します。
私が北欧の観光を学ぼうと思った理由は、サステイナブルツーリズムへの関心からです。日本では観光地のオーバーツーリズムや地域住民との摩擦といった課題が増えており、観光が環境や社会に与える影響について考えるようになりました。その中で北欧、特にスウェーデンは環境負荷を抑えつつ、地域社会と共存する観光に力を入れていると知り、実際に現地で学んでみたいと思いました。
交換留学をするためには、行きたい派遣先の大学が指定する英語スコアを取得する必要があります。リンネ大学ではIELTS6.5が必要でした。私はまず1回生の春にBOOSTという英語力を向上させられるプログラムに参加しました。これは普段の英語の授業に加えて、水曜や夏休みの間に授業を受け目標スコアを目指すというものです。授業では試験に慣れるための対策に加え、授業外で個人的に先生にライティングの添削や、スピーキングの練習をし、自分の弱点を丁寧に教えてもらい、最終的に目標スコアを取ることができました。またIELTSの受験料は高額ですが、一部補助してくれるため有難かったです。英語スコアのハードルが高く感じるかもしれませんが、APUにはこうしたサポートプログラムが整っているので、安心して挑戦できる環境があると思います。
申請段階では、SEAという交換留学生で構成された交換留学をサポートする学生団体にお世話になりました。申請前にSEAが主催するイベントでは先輩から直接留学先での話などリアルな体験を聞くことができ、現地での生活や学びのイメージが具体的になりました。さらに個人面談では、大学の選び方や留学におすすめの時期、奨学金の探し方などの相談をしました。また申請の際は、交換留学に対する志望動機と派遣先の大学を選んだ理由を書く必要があります。SEAの志望動機の書き方講座に参加し、第一志望の大学に通過することができました。
留学が決定した後は、英語開講の授業を積極的に受講し、英語で授業を受ける練習をしました。さらに英語でのグループワークやレポート課題にも取り組んでいたことで、留学先での授業スタイルや課題にもすぐに慣れることができました。
次回は現地での暮らしや授業の様子などスウェーデンでの日々を振り返ってみたいと思います!
こんちには!サステナビリティ観光学部(ST)3回生のまなかです。本を読むことが好きでSPAに入りました。SPAではST1期生として学部の魅力や、24秋から行く予定のスウェーデン留学などについて書いていきたいです。よろしくお願いします。