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「交換留学カフェ」は、交換留学に興味のある学生が気軽に参加でき、先輩の体験談を聞いたり、留学の情報収集ができたりするイベントです。4月に開催された交換留学カフェの様子をお伝えします。
イベントの様子
今回の交換留学カフェでは、イギリス、トルコ、台湾、ドイツに留学に行った先輩たちが、対話形式で留学に関する質問に答えるパネルディスカッションが開かれました。
パネリストの一人、アジア太平洋学部の4回生の田中みうさんは、「留学前に不安だったこと」に答え、後輩たちにアドバイスをしました。APUからトルコへの初の交換留学生となった田中さんは、渡航前に不安が多かったそうです。「空港から大学までの道のりを事前にグーグルマップで調べて、Wi-Fi環境がなくてもいいようにスクリーンショットしておくなど、事前準備が大切だった」と話していました。また、トルコのように非英語圏に留学する場合、日常会話ができる程度の簡単なトルコ語のフレーズを勉強していったそうです。参加者は時折メモを取りながら熱心に聴いていました。
他には、「なぜ交換留学に行こうと思ったのか?」「留学に行って良かったと思うか?」「留学に行って将来の夢に変化はあったか?」などの質問があがり、パネリストたちはそれぞれの経験を基に自身の考えを語りました。
交換留学カフェを主催する学生団体SEA(スチューデント・エクスチェンジ・アドバイザー)の吉川日菜乃さんは、イベントのねらいを次のように話します。「交換留学についてのふわっとした疑問を、先輩の体験談を通して解決し、具体的なプラン立てに役立ててほしい」。「留学に興味のある人は多いものの、不安が勝って頓挫してしまう人もいることを念頭に、〝とりあえず気軽〟に参加できるイベントを提供したい」。
参加者の一人、サステナビリティ観光学部1回生の米山彩奈さんは、交換留学に興味があり、SEAのインスタグラムでこのイベントを知り、参加してみたそうです。参加してよかったのは、先輩がどのように留学先を決めたのかを聞けたこと。「『留学先は、あえて自分が全く知らない国にした』という先輩の話が印象的でした。パッションが必要だと思えたことがよかったです」とのことでした。
今回、パネリストとして参加し、想像以上に多くの学生がこのイベントに関心を持っていることに驚きました。私自身もそうでしたが、「留学に行きたい」という気持ちと、「本当に自分にできるのか」という不安との間で葛藤する学生は少なくないのではないでしょうか。交換留学カフェでは、実際に留学を経験した先輩たちのリアルな体験談や具体的なアドバイスを聞くことができ、そのような不安から一歩踏み出すきっかけになると感じました。また、APUには留学に挑戦する学生が多いからこそ、大学や学生団体による支援体制が非常に充実しているということも、改めて実感しました。わたしも留学前にもっとこのようなサポートを活用しておけばよかったなと思いました。
交換留学カフェは、1セメスターに5回程度開かれます。留学とは何か、申請書の書き方、就活との両立について深掘りする回など、毎回イベントの趣旨は異なります。誰でも、予約不要で気軽に参加できるのがこのイベントの特徴。少しでも留学に興味のある方は、ぜひ交換留学カフェを活用し、動き出すきっかけとしてみてください!
※ライブラリーの中にあるSEAの相談ブースでも、質問や個別相談が可能。SEA相談窓口予約ページ
こんにちは!アジア太平洋学部(APS)3回生、国際関係専攻(IR)のなつきです。APUで経験した面白いことや、新たな発見、出会いなど紹介して、皆さんの日々の生活にインスピレーションをお届けできればと思っています。よろしくお願いします!