2. 国際経営学部について
国際経営学部(APM)が目指す人材育成目的や方針について説明します。
232023カリキュラム
- ①2023年度以降に新入学生(1セメスター回生)として入学した学生
- ②2024年度以降に2回生編・転入学生として入学した学生
- ③2025年度以降に3回生編・転入学生として入学した学生
人材育成目的
国際経営学部は、マネジメントに関する基礎的な知識を伝授し、異文化コミュニケーション能力を強化し、文化の多様性を維持することを通じて、グローバル化する企業やその他組織における経営上の諸問題の解決のために活躍する、職業倫理を備えた人材を育成することを目的とする。
学位
学士(経営学)
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
国際経営学部は、国際経営学部学部則に定めた教育研究上の目的を達するため、卒業要件を定めるとともに、卒業時に修得すべき4つの学修成果を以下のとおり定める。
- (卒業要件)
-
- 所定の期間在学し、以下に定める履修要件を満たし、要卒科目を合計124単位以上修得すること。
- 共通教育科目40 単位以上の修得。ただし、以下の要件を満たすこと。
- ①日本語基準学生は英語科目24単位以上、英語基準学生は日本語科目16単位以上の修得。ただし、入学時の言語運用能力によって、英語科目、日本語科目の免除制度を別に設ける。
- ②学部指定の必修科目6単位以上の修得。
- APM専門教育科目62単位以上の修得およびそのうち必修専門教育科目18単位の修得。
- 日本語基準国内学生は英語で開講される共通教養科目もしくは専門教育科目20単位以上の修得。
- なお、詳細な履修要件は、国際経営学部学部則に定める。
- (学修成果)
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- 1. ビジネスエシックスと社会的責任を重視する
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- 1-a. ビジネスエシックスと社会的責任の原則を理解する。
- 1-b. ビジネスエシックスと社会的責任の原則を適用することにより、プロフェッショナルな意思決定能力を示す。
- 1-c. 倫理的問題を分析し、解決策を提示する。
- 2. マネジメントに関する重要な知識とスキルを統合し示す
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- 2-a. ビジネスとマネジメントに関する重要で実用的な概念を理解していることを示す。
- 2-b. ライティング、オーラルプレゼンテーションおよびネゴシエーションにおけるコミュニケーションの習熟度が専門レベルであることを示す。
- 2-c. 適切な分析ツール(定性的・定量的)を用いて、ビジネスの問題を検討する。
- 2-d. 問題を分析し、戦略的で持続可能な解決策を生みだすために、批判的思考力と創造性を適用する。
- 3. 多文化主義、ダイバーシティとインクルージョンの重要性を理解する
-
- 3-a. ダイバーシティとインクルージョンの重要性を理解、認識し、それを表現する。
- 3-b. 多文化なチーム環境において、協働し効果的にコミュニケーションを取る。
- 3-c. 異文化理解と十分な言語能力に必要な、少なくとも一つの第二言語の活用能力を示す。
- 4. ビジネスマネジメントにおけるグローバルな視点を身に付ける
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- 4-a. グローバルな視点を示し、アジア太平洋と世界における今日のビジネスを理解する。
- 4-b. アジア太平洋においてビジネスを形成する原動力となる、環境、社会、ガバナンス、経済に関係する要因を説明する。
- 4-c. グローバルな視点からビジネスの機会や課題を分析する。
教育課程編成方針・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
- (1) 教育課程編成方針
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- (科目配置:共通)
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- 共通教育科目、専門教育科目に区分し、これを4年間に配当して編成する。
- (科目配置:共通教育科目)
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- 共通教育科目は言語教育科目および共通教養科目に区分し、言語教育科目は英語科目、日本語科目、AP言語科目(中国語、韓国語、マレー・インドネシア語、スペイン語、タイ語、ベトナム語)および特定講義科目に区分する。
- 共通教養科目は、APUリテラシー分野、学部専門入門分野、世界市民基盤分野から構成される。
- APU リテラシー分野は、本学の学生として必要な国内外の知識を深め、本学の多文化環境を最大限に活用して学びを深めていくための方法論を修得するための科目群とする。
- 学部専門入門分野は、各学部での専門的な学びの導入となる科目群とする。
- 世界市民基盤分野は、学部専門教育の枠組みに収まらない多様な科目群とし、人文科学・社会科学・自然科学の諸領域にわたる豊かな知識・教養を涵養するために配置する。
- (科目配置:専門教育科目)
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- 専門教育科目は、必修科目、演習科目、学部共通科目および学修分野科目に区分し、学修分野科目は経営戦略・リーダーシップ、マーケティング、会計・ファイナンス、およびアントレプレナーシップ・オペレーションマネジメントに区分する。
- 必修科目は、ビジネスの基本的な考え方を理解し、実践するための科目であるとともに、 APM の各学修分野の基礎となる科目群である。
- 演習科目は、少人数制で自身が興味・関心を持つ学修分野の知識やスキルの学びを深める科目群である。
- APM 共通科目は、学修分野にとらわれず、専門的かつ実務的な知識や経験を身につけるための科目である。これにはグローバルビジネス・イマージョン、あるいはビジネスによる社会的インパクトの創出や理論と実践を繋ぐ学びをテーマとしたビジネスインターンシップやフィールド・スタディなどのオフキャンパス・プログラムも含まれる。
- 学修分野科目は、APMの教学を構成する4つの学修分野の知識を修得する科目群とする。
- (カリキュラム・マップ)
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カリキュラム・マップ(科目と修得できる力の対応表)は、APUホームページで公開。
- (2) 教育課程実施方針
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- (授業科目の開講)
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- 英語、日本語のどちらを修得しても入学でき、反対言語を学修しつつ、どちらの言語でも卒業ができるよう、国際経営学部学部則記載科目を原則として日英2言語でそれぞれ開講する。
- 大学および国際経営学部が掲げる方針にしたがって、オフキャンパス・プログラムの開講拡充を進める。
- 全ての授業科目は、学生の体系的学習を最大限に可能にする学期・曜日時限に開講する。
- (授業科目の運営)
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- 全ての授業科目は、大学設置基準および学則を遵守し、授業科目の方法に応じて、当該授業科目による教育効果、授業時間外に必要な学修等を考慮して運営するものとする。
- それぞれの授業科目は、当該授業科目がカリキュラム・マップにおける位置付けを踏まえて、当該授 業科目において学生に身につけさせる学修目標(Learning Goals)および学修目的(Learning Objectives)を確実に学生が習得するようにシラバスを設計し、当該授業科目を運営するものとする。
- 全ての授業科目は、APU の多文化環境を教育に十分に活用して、双方向かつ国際学生・国内学生が協働する「多文化協働学修」を追求する。
- 授業科目を担当する教員は、授業評価アンケート、成績評価問い合わせ、補講など、授業科目の運営に関して定められた諸制度を遵守しなければならない。
172017カリキュラム
- ①2017年度から2022年度に新入学生 (1セメスター回生)として入学した学生
- ②2018年度から2023年度に2回生編・転入学生として入学した学生
- ③2019年度から2024年度に3回生編・転入学生として入学した学生
人材育成目的
国際経営学部は、マネジメントに関する基礎的な知識を伝授し、異文化コミュニケーショ ン能力を強化し、文化の多様性を維持することを通じて、グローバル化する企業やその他組織における経営上の諸問題の解決のために活躍する、職業倫理を備えた人材を育成することを目的とする。
学位
学士(経営学)
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
国際経営学部は、国際経営学部学部則に定めた教育研究上の目的を達するため、卒業要件を定めるとともに、卒業時に修得すべき学修成果として以下の4点に整理する。
- (卒業要件)
-
- 所定の期間在学し、以下に定める履修要件を満たし、要卒科目を合計124単位以上修得すること。
- 共通教育科目40 単位以上の修得。ただし、以下の要件を満たすこと。
- 1日本語基準学生は英語科目24単位以上、英語基準学生は日本語科目16単位以上の修得。ただし、入学時の言語運用能力によって、英語科目、日本語科目の免除制度を別に設ける。
- 2学部指定の必修科目4単位以上の修得。
- APM専門教育科目62単位以上の修得およびそのうち必修専門教育科目20単位の修得。
- 日本語基準国内学生は英語で開講される共通教養科目もしくは専門教育科目20単位以上の修得。
- なお、詳細な履修要件は、国際経営学部学部則に定める。
- (学修成果)
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- 1. ビジネス・エシックスを理解する
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- 1-a. ビジネス・エシックスの基礎的な理論や原理を理解する。
- 1-b. ビジネス・エシックスの意義や重要性を示す。
- 1-c. 倫理的問題を分析し、解決策を提示する。
- 2. 基礎的な専門知識を取得する
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- 2-a. 基礎的なビジネス概念の理解力を示す。
- 2-b. 一定水準の文章力やプレゼンテーション力を示す。
- 2-c. 適切な分析ツール(定性的・定量的)を用いて、ビジネスの問題を検討する。
- 2-d. 問題解決能力を示す。
- 3. 異文化コミュニケーション能力について学ぶ
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- 3-a. コミュニケーションの仕方に文化が影響していることを理解し、それを表現する。
- 3-b. 多文化環境において効率的にコミュニケーションをとる。
- 3-c. 少なくとも1つの第2言語に精通している。
- 4. グローバルな視点を身に付ける
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- 4-a. グローバル化のインパクトを理解する。
- 4-b. ビジネス環境が国によって異なることを、例示して説明する。
- 4-c. ビジネス・マネージメント分野におけるグローバルな出来事を認識する。
〔2021.01.26改正〕
教育課程編成方針・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
- (1) 教育課程編成方針
-
- (科目配置:共通)
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- 共通教育科目、専門教育科目に区分し、これを4年間に配当して編成する。
- (科目配置:共通教育科目)
-
- 共通教育科目は言語教育科目および共通教養科目に区分し、言語教育科目は英語科目、日本語科目、AP言語科目(中国語、韓国語、マレー・インドネシア語、スペイン語、タイ語、ベトナム語)および特定講義科目に区分する。
- 共通教養科目は、APUリテラシー科目、世界市民基盤科目、社会ニーズ科目から構成される。
- APUリテラシー科目は、APU学生として必要な技能を修得するための科目群とする。
- 世界市民基盤科目は、APU学生として必要な知識を修得するための科目群とする。この科目群はさらに、アジア太平洋学系、日本学系、基礎系、学部専攻入門系に分け、 学部専攻入門系には、最終的に学生が選択する学修分野の科目を修得することが必修とされている科目を配置する。
- 社会ニーズ科目は、社会ニーズに対応した技能を修得するための科目群とし、基礎スキル系およびICT系に分ける。
- (科目配置:専門教育科目)
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- 専門教育科目は、コア科目、演習科目、学部共通科目および学修分野科目に区分し、学修分野科目は会計・ファイナンス、マーケティング、経営戦略と組織およびイノベーション・経済学に区分する。
- コア科目は、APMの理念と目的を理解するための科目群である。
- 共通科目は、特殊講義、フィールド・スタディなど、学修分野に関わらず有益な知識・経験を得るための科目群とする。
- 演習科目は、学生の興味・関心から専門分野を少人数の演習形式で深めていく科目群とする。
- 学修分野科目は、APMの教学を構成する4つの学修分野の知識を修得する科目群とする。
- (カリキュラム・マップ)
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カリキュラム・マップ(科目と修得できる力の対応表)は、APUホームページで公開。
- (2) 教育課程実施方針
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- (授業科目の開講)
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- 英語、日本語のどちらを修得しても入学でき、反対言語を学修しつつ、どちらの言語でも卒業ができるよう、国際経営学部学部則記載科目を原則として日英2言語でそれぞれ開講する。
- 大学および国際経営学部が掲げる方針にしたがって、オフ・キャンパス・プログラムの開講拡充を進める。
- 全ての授業科目は、学生の体系的学習を最大限に可能にする学期・曜日時限に開講する。
- (授業科目の運営)
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- 全ての授業科目は、大学設置基準および学則を遵守し、授業科目の方法に応じて、当該授業科目による教育効果、授業時間外に必要な学修等を考慮して運営するものとする。
- それぞれの授業科目は、当該授業科目がカリキュラム・マップにおける位置付けを踏まえて、当該授業科目において学生に身につけさせる学修目標(Learning Goals)および学修目的(Learning Objectives)を確実に学生が習得するようにシラバスを設計し、当該授業科目を運営するものとする。
- 全ての授業科目は、APUの多文化環境を教育に十分に活用して、双方向かつ国際学生・国内学生が協働する「多文化協働学修」を追求する。
- 授業科目を担当する教員は、授業評価アンケート、成績評価問い合わせ、補講など、授業科目の運営に関して定められた諸制度を遵守しなければならない。
〔2021.01.26改正〕