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新学期の開始を目前にして、大学での新生活を控えてワクワクしている(または不安いっぱいの)学生たちが、大きなスーツケースを持って別府にやってきました。キャンパスの教室から徒歩5分の場所にあるAPUの学生寮「APハウス」に新しい一年生が入居する時期の一コマです。まもなく寮の住人になる新入生の多くは、寮での生活のために何を持っていく必要があるのかと考えをめぐらします。またAPハウスでの生活はどんなものなのか、また寮にはどんな規則があるんだろうかと思っている学生もいるかもしれません。新しい寮生が実際にAPハウスに到着し、レジデント・アシスタント(RA)にあいさつで迎えられたとき、はじめにそのような情報をレクチャーしてもらえます。ここではAPハウスの基本的な情報を紹介します。
AP ハウス前
キャンパスにはAPハウス1 とAPハウス2という二つの建物があり、大きな違いはありあません。寮生は個室かシェアタイプを与えられ、ルームメイトはハウスオフィスによってあらかじめ決められています。シェアタイプの居室の国際学生は、ほぼ常に日本人のルームメイトと一緒にいます。知らない人と一緒に暮らすのは、最初のうちは神経を使って大変かもしれませんが、国際的な友だちを作る最初のチャンスです!
共同キッチン
各フロアには共同キッチンがあり、寮生はいつでも自由に使うことができます。このスペースでは、フロアミーティングが開かれることになっており、各フロアのRAがミーティングの進行役を務めます。RA主催のフロアパーティも不定期でおこなわれ、フロアメイトと一緒に食事をとるなどして楽しい時間を過ごします。
ランドリールーム
共同キッチンの他に、各フロアにはシャワールームと洗濯室もあり、洗濯機と乾燥機が完備され、それぞれ使用料は1回100円です。
寮生は共有スペースで暮らしているため、当然守るべきルールがあります。例えば夜10時以降は時間に配慮して、隣人に迷惑をかけるような騒ぎを起こさず静かにしていることが大事です。
ロビー
寮生は週末や授業の後、寮で何時間も過ごすことが多く、その時間にどう過ごそうかと悩む人もいるかもしれません。APハウスには、寮生が自由に使用することができる共有施設がいくつかあります。APハウス1と2の両方にビリヤードとピアノがあり、APハウス2では卓球を楽しむことができます。管理人室で許可を貰うだけで、これらの施設を利用することができます。どちらの寮にも、コンピューター・ルームとWi-Fi完備の学習室もあります。
ハウス内のコンピューター・ルーム
APハウスはWi-Fi完備のため、寮生はモバイルデータを使い切ってしまう心配はありません! 各部屋にもWi-Fiルーターが設けられています。
最後に重要なことですが、APハウスには各建物の一階に大浴室もあり、17時から24時まで利用することができます。複数で入る浴室は日本文化を代表する一般的なものなので、多くの留学生にとっては、お風呂に入る最初の機会となります。
APハウスで過ごした8ヶ月は、本当にあっという間に過ぎていったという感じです。寮でたくさんのすばらしい人たちと出会うことができ、毎日が輝いていました。私は自分の世界を大事にするタイプなので、最初はおどおどして内気でしたが、時間が経つにつれて、自分の世界から抜け出し、フロアメイトと一緒に行動できるようになりました。一緒に料理を作ったり、授業の話をしたり、言語の勉強をお互いに助け合ったりしました。
私がAPハウスで生活を始めた頃、いちばん好きだったのが、授業が終わってから夜に友だちとロビーで一緒に過ごす時間でした。友だちの多くはハウス1のロビーでビリヤードを楽しんでいますが、私はビリヤードができないので、いつも見ているだけでしたが、畳で座ってトランプをしたり、語り合ったり、APハウスの生協で買ったアイスクリームを食べたりもしました。そこで宿題をした夜もありますが、実際には気晴らしに夢中で、進まないこともありました。
これこそ、他の施設と比べてAPハウスの大きな魅力だと思います。他の施設ではこんなふうに友だちを作ることも、ほぼ毎日のように友だちと顔を合わせることもできないと思います。
初めての一人暮らしで不安なことも多いと思いますが、APハウスは世界から集まった学生が楽しく過ごせるような温かみのあるコミュニティ作りを目指しています。
日本へ戻れずにいる学生の皆さん、皆さんの帰りを心待ちにしていますよ!これからの学生生活がすばらしいものになることを祈っています。新入生の皆さん、APUで楽しく充実した時間を過ごしてください。
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★SPA学生の体験を参考に、入寮時には大学からの案内をよく確認してください
★コロナウィルスの影響による移動制限の中でも、APUをより身近に感じてもらえることを願って、SPAメンバーが交代でコラムをお届けします。
こんにちは。私はインドネシア出身のアマラです。書くことや物語をシェアすることが好きです。SPAに参加したことで、APUの新しくてクリエイティブな人たちと出会い、彼らの興味深い経験を知ることができました。趣味の映画を課題の忙しくないときに観ています。