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私たち「ProjectQ」チームは、学習支援スタッフALRCS(アークス)の活動の一チームとして「APUの授業の質向上」を目的に、これまで教授陣にインタビューを行い、実際の授業方法や、工夫点、講義に対する想いなどをまとめた記事をアカデミックオフィス
ウェブサイトに掲載してきました。今回はさらに、学生が他の学生から効果的な学びのヒントを取り入れられるよう、学生インタビューに取り組みました。
学内でも特に高成績の4名の学生の協力による、学びに役立つ情報をお届けしますので、今後の習慣に取り入れて、よりよい学びを実践してくださいね。
マーティン丞さん
APS4回生 環境・開発専攻 須藤ゼミ
木下智惠さん
APM3回生 金融専攻 中島ゼミ
マーティン:対面授業のときは前列に座ることを徹底していました。
木下:私は、不明点は授業中に解決することを一番意識しています。わからなかったらその場で質問するか、授業後に先生にお時間をいただいて解決しています。オンラインだと先生の話を遮ってしまうので質問しにくいですが、タイミングを伺って質問したり、チャットで送ったり、5分休憩のときに確認したりする感じですね。
マーティン:グループディスカッションなどの学生参加型の授業は一方向型授業と違い、学生自身が参加することになるので、授業に臨む意識が変わり、理解が深まって面白いと思いますね。個人的には「アジア太平洋の地理」という授業の小山拓志先生の話し方が好きで、淡々と説明するのではなくて学生の興味を引く授業でおすすめです。
木下:私もグループワークが一番面白いです。インプットしたことをアウトプットできる場だからです。インプットした内容を自分なりに活用する方法を学ぶのが大学で学ぶ意義だと思っています。
木下:私もそれは本当に痛感しています。グループで課題提出を求められるときは、やらなければいけない意識がメンバー皆にあって取り組みやすいけど、課題じゃなくてただ集まってディスカッションしてくださいというときは意見がまとまりにくく大変だなと思います。そのため最近は、ブレイクアウトルームに入った瞬間に、「こんにちは~」など、進んで声がけをして雰囲気を創るように意識していますね。
マーティン:授業外では、オフィスアワーを利用しています。わからないことや授業以外のトピックで興味があることがあれば、先生に時間を作ってもらって議論したりします。ある程度知識をつけていくと、新聞やテレビのニュースを見るときに、学んだことが出てきて、より関心が湧きます。僕はAbema
Primeのニュースがおすすめで、民放が取り上げない内容を扱っているので、それを見て自分の考え方や知見を深めるようにしています。
木下:私は専攻が会計や金融なので、ファイナンスを学ぶ外部のコミュニティなどに参加して学んでいます。コロナでオンラインイベントが普及して、他の大学の教授が自主的に運営している勉強会など、イベントが増えているので、面白そうなテーマの時は参加しています。それ以外では、ニュースを見たり、日経新聞を読んだりしていますね。
アプリケーション「Peatix」のイベント(木下)
木下:「Peatix」というアプリがあって、そのアプリではいろんなオンラインイベントの一覧を出せます。有料のものもありますが参加したいイベントのチケットを買うと参加できます。
マーティン:課題のテーマが決まっている場合は、必要な情報をGoogle
Scholarやライブラリの文献からある程度の知識を得て、自分なりの考えを確立させてから、時間に余裕を持って執筆を開始します。
木下:まだ3回生で公式データベースなどは活用していませんが、まず関連の情報収集をして徹底的にインプットします。そして、面白そうだったり関連性の高そうだったりする内容を絞ってから書き出します。
マーティン:質問があれば先生に聞くこともあります。また自分だけでは誤字・脱字を含めて間違いを見つけにくいので、自分の場合は兄弟がいるので一度読んでもらって、わかりにくいと言われた部分を改善するようにしています。
木下:私も自分の文章の間違いを見つけるのはすごく難しいと思っているので、書いた後は必ず1日置いて次の日にもう一回読み直しています。
次回は課外活動や進路に関するQ&Aです。お楽しみに。
ProjectQは学生団体ALRCS内の一チームとして、APUの学習の質(Quality)向上のために教授や学生にインタビューをし(Questions)記事にまとめることで学習へのきっかけ(Queues)を創る活動をしています。
アカデミックオフィスのウェブサイトには教員のグッドプラクティスとして先生方へのインタビュー記事を載せています。先生方の授業に対する熱い想いが語られているので、ぜひそちらものぞいてみて、今後の学習や履修登録の参考にしてください!