学生ブログ

周りの人も自分もハッピーに。学生オーナー美季さんのKURUKURUでの挑戦

読了時間: 7分

みなさんこんにちは!SPAでAPS2回生の島村真菜理です。今回は別府駅北高架下商店街で様々な作家さんの個性輝く商品を展示・販売する店舗「KURUKURU(くるくる)」を2021年春にオープンさせた4回生の山中美季さんにお話をお聞きしました。私も何度かお会いしているうちに人柄に惹かれ、いつかインタビューできたらと思うようになり、今回その願いが叶いました。学外でも学内でも様々な活動をされている美季さんを知ってもらえたらと思います。

美季さんってどんな人??
山中美季さん APS4回生(2021年秋セメ復学)大阪府出身
1・2回生 さまざまな団体やイベントなどに参加
3回生 一回目の休学 インターン7か月(JCCP)と高千穂
4回生 二回目の休学 KURUKURUやマルシェを開催

1回目の休学(インターン)

1回目の休学の際にはJCCP日本紛争予防センター(現在はREALs)や高千穂で農業インターンをされた美季さん。

―なぜJCCPでインターンをしようと思ったのですか?

もともと教育・紛争・農業に興味がありました。それぞれ興味を持った理由は、紛争は絶対に不必要なものだからなくすために行動したい、逆に農業は絶対に必要なものだから、もっと豊かに農業ができるようにしたい、そして教育は成績だけで人を測ることに疑問を感じていたからです。そのため、JCCPでまず平和構築に携わりたいという目的をもってインターンを始めました。実際に紛争後に不安定な状況が続く地域などの手伝いや平和構築に携わる活動をしており、私は南スーダン地区担当として働き、ホームページも一部書かせてもらいました!

JCCP日本紛争予防センター(現REALs)
http://150.60.49.238/index.html

―なぜ高千穂で農業インターンをしようと思ったのですか?

友達とヒッチハイクで九州一周をして鹿児島から戻ってくる途中で、研修旅行を終えた農家さんと当時市役所で働くひとりの若い男性が乗った観光バスに拾われました。その男性は人々が高千穂にくるきっかけになれば、と農業インターンを始めたばかりだったそうで、高千穂で農業インターンなんて、これはやるしかない!と思って始めました。その短期のインターンシップが終わった後もヒッチハイクで高千穂まで通い続け、しまいには住み込みで働かせてもらいました。もともと農業に興味もあったので、とても楽しかったです!

休学後(マルシェ・KURUKURU)

休学後もいろいろな活動をされていた美季さん。今のKURUKURUにつながった経験とは?

―休学後は何をされていたのですか?

休学後、周りに個性的な活動している人が多くいて、もっとその人たちと何かできるのではないか、と思いマルシェの開催を始めました。
学生だけでなく別府の方々とも一緒にと声をかけてみたらどんどん話が進んで行きました。一度開催すると有り難いことに「もう一度開催しないの?」とのお声をもらうことも多く、今年の春には北浜公園でマルシェをさせて頂きました。それが楽しくて楽しくて、二回目の休学を決めました(笑)

―マルシェが今の店舗「KURUKURU」の開店に繋がっているのですね!

マルシェは一回限りですが、KURUKURUはその店舗バージョンで、この活動をずっとやっていけたらと始めました。
マルシェだと作家さんは店にいなければならないけれど、それを負担に感じる方もいる。逆に私は話すのが好きだから代わりに一日中店にいられて、それがすごく楽しい。だから、販売は請け負って、作家さんもたまに来店してもらいという風にしています!KURUKURUというお店自体場所を問わず、いまはたまたま商店街で開店しているけれど、どこでも“KURUKURU”しますというコンセプトです。(笑)だけど、この北高架下商店街が居心地よくて抜け出せません。自分にとって第二の母のような存在の方もいて、他のお店の方もみんなやさしくてとても守られている感じがします。

―本当にここは素敵な場所ですよね。なんか温かいというか(笑)

ぬるま湯って感じ(笑)ここから出られない~

―原点に戻るような質問をさせていただきます。なぜこのマルシェやKURUKURUを始め、続けたいと思ったのですか??

就活でとにかくどこかにエントリーして、面接を受けてという生き方もある中で、自分が好きなことを、自分でやっていくのは100倍難しいけれど、100倍楽しいと思います。そういう大人をみて育ってきてそれをシェアしたいと思ったのがひとつ。それとAPU生でも様々な活動をやっている人が沢山いるから、学生であっても、楽しく自由にそれを販売できる場所ができたらいいな、そしてそれが色々な変わった人たち(好きなことをしている人たち)を知るきっかけになればいいなとも思っています。

―確かに私もそう思った一人です(笑)ここにきて、「こんな素敵な物を持っている人がいるんだ~!」と思ったり、「私も何かやってみたいな」と思ったり、「この温かい環境にずっといたい。」と思います(笑)凄く素敵な場所です!!!

うわ~ありがとう~~!!


今後

―今後はどのようにお考えですか?秋から復学もされるそうなので。

10月にはマルシェメンバーがKURUKURU入れ替わって出店する「KURUKURUマルシェ月間」を開催します!!常に“KURUKURU”していくので、よくチェックしてください!!(笑)


美季さんからのメッセージ

―最後にこれを読んで下さっている方々に向けてメッセージをお願いします!

いろいろやってみて好きなことを見つけるのもいいしそこで好きなものをやってみるのもいいと思います。人生案外楽しいぞ!!

―大切にしている考えはありますか???

その時その時を一生懸命に生きるってことですね。自然な流れでおかれた場所で咲きなさいっていうのもあるかもしれない。あと、自分が関わる人が幸せじゃないと意味がないと思っていて、そのためにはまず自分がハッピーじゃないとそれを達成できないから、どうやって楽しめるか、楽しむために勉強をするという風に考えたりしています。

―確かにそうですよね。私はすでに美季さんといるだけで幸せな気持ちになっています(笑)

ほんと~??嬉しい~

―こんな感じでインタビューを終わらせていただきます!今回は本当にありがとうございました!!

いえいえこちらこそありがとう~~!


美季さんの人柄を出すために後半は会話をなるべくそのまま掲載しました。今回の取材はKURUKURUのある別府北高架下商店街で行ったのですが、取材中も多くの方が来店され、どんな方とも楽しそうにお話をされていたのが印象的でした。この商店街が温かいと言われていましたが、美季さんご自身もとても温かい人だと感じました。人と人が繋がって、また繋がって。本当に素敵な場所です。私もすでにトリコになった一人ですが、みなさんもぜひ体感してみてください!!!

KURUKURU

別府北高架下商店街(駅からヤマダ電機方向に線路下を進むとあります)
Instagram
@apubeppu_kurukuru_market
https://www.instagram.com/apubeppu_kurukuru_market/

島村 真菜理
島村 真菜理

こんにちは、島村真菜理(2024年3月卒業)です。旅行が大好きで昨年はヨーロッパ15カ国巡りました。今年はアジアと国内を旅するぞ〜。APUや別府では面白いことだらけ!記事を通してその魅力をお届けします!




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