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5月14日(金)、よさこいサークル「APUよっしゃ虎威(以下よっしゃ虎威)」は、パンデミック後初となるキャンパスでの演舞会「一繁虎舞(いきごむ)」を開催しました。コロナ禍でしばらく活動を停止していたメンバーたちは、自分たちの魅力や演舞を披露できることに興奮していました。
よっしゃ虎威は、躍動的で情熱的な演舞で知られています。ミレニアムホールに音楽が鳴り響いた瞬間、彼らのエネルギーに圧倒された観客の一人である私も、誰もが魅了されずにはいられないと感じました。
その一週間前、サークルの中心的存在の出演者に話を聞くことができました。インドネシア出身のKrisnaさんは、1回生からサークルに参加し、今ではコアメンバーの1人です。
Krisnaさん:このイベントは「一繁虎舞」というタイトルです。この言葉は、4つの漢字からできていて、意味に置き換えることができます。"一 "は「ひとつ」、「繁」は「つながり」、そして「虎」、「舞」の漢字です。つまり、「私たちよっしゃ虎威のメンバーがひとつになって、ようやく学生仲間に演舞を見せる機会を得た。」と捉えて欲しいですね。ぜひよっしゃ虎威を楽しんでもらいたいです。
APUミレニアムホールで行われた「一繁虎舞」(Photo by Amara Zahra)
公演は、「大地のきらめき」「舞想」「紅輪」の3部構成で、それぞれのパートにもストーリーがあります。「大地のきらめき」は、よっしゃ虎威初のオリジナル曲で、チームとしての成長を物語っています。「舞想」は、時間をかけて成長していくよっしゃ虎威の姿を伝えています。そして、「紅輪」は、太陽を意味して、よっしゃ虎威の希望、愛、エネルギーの象徴としています。
Krisnaさん:今回のようなイベントは、出演者の募集から始まって、すべての準備に約1ヶ月かかります。今回はパンデミックの影響で、募集要項がかなり厳しくなりました。健康状態を考慮して、出演者には公演日の3週間前には別府に来てもらわなければなりませんでした。そこからは、できるうる限り練習の日々です。ほぼ毎日練習しました。といっても舞の練習だけをするわけではありません。舞台裏ではさまざまなことが行われています。衣装の準備に始まって、すべてがひとつのショーの形になっていくのを見るのは、自分が中心メンバーであるだけに格別に楽しいです。
一繁虎舞公演でよっしゃ虎威の旗を持つKrisnaさん(Photo by Stephanie)
Krisna:旗はよく目立ち、演舞の大きな要素だと思います。実は旗を持ちたいという人はあまりいませんでしたが、私はやってみたいと思いました。旗自体がとても重くて大変ですが、とてもかっこいいと思ったからです。トレーニングも確かにとても疲れますが、自分にもできるということを証明したいのでやる気になりました。
Krisnaさん:コアメンバーは自薦や投票、先輩からの推薦などを総合して選ばれます。私はコアメンバーに加えて今回のイベントでは衣装を担当しています。出演者の人数分の衣装が用意されているかどうかをチェックするのが私の役目です。また、アクセサリーの在庫も確認しなければなりません。足りない場合は、先輩から借りることになります。
Krisnaさん:APUのガイドラインに沿って、社会的な距離を置くルールを導入したり、公演日に出演者や観客の体温や症状を確認したりしています。パンデミック以前は、学内で練習場所をスムーズに確保できましたが、現在は参加者リストを提出するなどの対策が必要になってきています。また、定期的に健康診断書を提出して、全員の健康を確認しています。一言で言えば、たくさんの書類が必要なのです。これらの対策がなければ、「一繁虎舞」は成り立ちません。
キャンパスで旗を練習するKrisna さん(Photo by Maria Josephine)
よしゃ虎威の次のライブやその他の活動についての最新情報は、インスタグラム(apu_yosshakoi)をご覧ください。
取材にご協力いただいたKrisna Urielさん、ありがとうございました。
こんにちは。私はインドネシア出身のアマラです。書くことや物語をシェアすることが好きです。SPAに参加したことで、APUの新しくてクリエイティブな人たちと出会い、彼らの興味深い経験を知ることができました。趣味の映画を課題の忙しくないときに観ています。