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校友会開催inオランダ

読了時間: 5分

2025年3月9日、私はオランダでのAPU校友会の集いを企画しました。ちょうどライデン大学での2学期目が始まったばかりの時期で、以前から連絡を取り合っていた校友の方に背中を押され、今回の開催に至りました。

開催までの経緯

オランダ滞在の初期に、偶然にもハーグで開催されたAPU校友会ヨーロッパチャプターの集いに招待されました。残念ながらその時は参加できませんでしたが、グループチャットに追加されたことで、ラメシュさんという校友と直接連絡を取り合う機会を得ました。

ラメシュ・ガノハリチさんは、2015年にAPMの文化・社会・メディア(CSM)専攻を卒業後、修士号取得のためにオランダへ渡り、現在ではライデン大学でジュニア講師を務めています。彼はAPU同窓会ヨーロッパチャプターを再活性化した初代会長でもありました。ラメシュさんのAPUでの思い出やオランダでの生活についての話は、私が2022年に入学してからの人生と多くの共通点があり、とても驚きました。私たちは、APUの国際的な環境や、他ではなかなか見られない活気あふれるキャンパスライフについて語り合いました。また、ラメシュさんは海外で学び続け、アカデミアでキャリアを築くことになった動機についても話してくれました。彼の歩んできた道は私にとって大きな刺激となり、より多くの卒業生に会うことへの期待が膨らみました。

校友会当日

当日は、10名のAPU卒業生が参加しました。何人かの校友は、以前の集まりや仕事を通じて既に知り合いでした。好天に恵まれ、ライデンの街を散策しながらの会話―英語と日本語が入り混じる―APUならではの会話のペースに戻ることができ、前期にとても恋しかった感覚を思い出しました。

APUの初期卒業生である2006年卒の坂井裕史さんと実佳さん夫婦は、家族でより良い子育て環境やキャリアを求めて、最近ロッテルダムに引っ越したとのこと。実佳さんと別府のバス停の思い出話に花を咲かせたり、進化し続けるAPUキャンパスの近況を共有したりするのはとても楽しい時間でした。実佳さんは現在、オンラインのHRアシスタントや語学チューターとして働き、夫の裕史さんは押し花アートの事業を立ち上げ、小学校などでワークショップを開催しています。

2009年卒の高嶋晋平さんは、最近アイルランドからオランダに引っ越し、アイルランド、イギリス、マルタの語学学校で、ジュニア向けの留学プログラムを担当するセールス・マーケティングマネージャーとして働いています。また、京都府木津川市の高級茶をヨーロッパ市場に卸す日本茶ビジネスも経営しています。オランダへの転居は、好奇心と新しい経験への探求心から決めたそうです。

日本語基準クラスの学生だったジャイカン・タンさんが、最終的に英語で論文を書くことを選択した経緯は興味深いものでした。彼は現在、オランダのASML社でイミグレーションスペシャリストとして働いています。また、パートナーとブレダに住んでいるミズキさんは、オランダでのキャリアを築くために、現在オランダ語を学んだりコースを受講したりしているそうです。

2016年卒のイェン・ファムさんは、ベトナムでEコマースマネージャーとして成功を収めた後、オランダでMBAを取得するために勉強中とのこと。また、APU在学中にスイスで海外交換留学プログラムに参加した経験を語ってくれたヴィンセントさんの話は、オランダでの私の留学経験を考える上で貴重なヒントになりました。

最後に、ゆうこさんとマチェクさんと話をしました。ゆうこさんは、日本の企業から駐在員としてオランダに一時的に滞在しており、パッケージング会社で企業企画やプロジェクト管理を担当しています。マチェクさんは、2006年にAPUに交換留学生としてポーランドから来ていました。彼が今でもAPUの同窓会ネットワークに強い繋がりを感じていることは、とても素晴らしいことでした。

心温まる「Shape Your World」のひととき

オランダ在住の校友との交流は、全体的に非常に学びの多い、心温まる経験となりました。先輩方から多くのことを学び、APUの「Shape Your World」という精神を肌で感じることができました。私が会った方々は皆、それぞれの情熱と国際的なマインドセットに導かれて独自の道を切り開いていました。これこそが、APUが私たちに教えてくれる精神そのものです。大陸を越えて、APUファミリーに出会えたことに心から感謝しています。

ZERA AMARI
ZERA AMARI

みなさん、こんにちは!私はインドネシア出身のゼラ(Zera)です。今、アジア太平洋学部(APS)の2回生で、文化・社会・メディア専攻(CSM)です。まだAPU学生としては初心者なので、さらにいろんなことを経験して、新しい友達を作るぞ!と意気込んでいます。もちろん、それを皆さんにシェアしていきますね!




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