検索ワードを入力してください。
読了時間: 2分
スウェーデンは、社会保障制度が充実している国として知られ、さまざまな面で国民の生活を支える仕組みが整っている。そこで、具体的にどのようなものがあるのか、オスカーに聞いてみた。
まず教育について。学校の授業料は大学まで無料とのこと。
そのおかげで、経済的な理由で進学を諦めないでいいし、親世代や子育てを終えた人たちが、気軽に大学に通うこともできる。つまり、「学び直し」の機会が十分に提供されているといえる。
また、大学ではアルバイトをする学生が少ないんだとか。なぜなら生活費などを補助してくれる制度があるためで、それでも足りない場合は低金利で借りることもできるそうだ。
このように、学生が勉強に集中しやすいよう経済的な支援が整えられているのが特長。
スウェーデンの学校は給食が無料。
オスカーがアルバイトをしていた農場では、育てた作物を学校に運んでいた
次に労働環境についてだが、有給休暇は年間480日あり、夏に4週間連続して取得が可能。長期旅行などで心身ともにリフレッシュできるという、ワークライフバランスを重視した制度となっている。
育児休暇は、両親合わせて480日。その間、全額ではないが給料の保証もあるため、安心して育児に専念できるのだ。
スウェーデンは国民の幸福度が高い。それは、これら非常に充実した制度があるのが理由の一つだと、あらためて実感した。一人一人が自分の人生を大切にしながら、多様な経験を積むことができる―。魅力的だと思った。
カルソン・オスカー
(ニックネーム オスカー)
国際経営学部2回生
(大分合同新聞2025年3月25日朝刊掲載)
学生広報スタッフSPA(Student PR Assistants)は、APUと大分合同新聞による包括連携協定に基づき、2022年1月より、大分合同新聞朝刊「くらし・文化」面へ、インタビュー記事を連載中です。学生ならではの視点で、各国の文化やその時に気になる話題などを等身大でご紹介していきます。新聞読者層や、APUを目指す高校生などの、世界への興味関心を高めるきっかけづくりや、プロの編集者と協働することによる学生のスキルの向上を目指しています。
みなさん、こんにちは!!アジア太平洋学部(APS)4回生の河本麗奈です。私の趣味は登山です。
四季折々の美しい自然を感じることは登山の醍醐味です。SPAの活動を通じて皆様にAPUの魅力をたくさん伝えることができればと思います! よろしくお願いします。