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体を動かすのにぴったりなこの季節。スリランカ出身の友人ナシャトから、高校時代に経験したスポーツイベントについて紹介してもらった。
彼が所属していたロイヤル・カレッジは、1年生から13年生まで数千人もが在籍する国立学校で、当時、生徒会長として全ての催事や組織を統括していたそうだ。その中でも楽しみにしていたのは、名誉ある記念盾「セナナヤケ」をかけた、セント・トーマス・カレッジとのクリケット(野球の原型といわれる球技)の対抗戦。
リーダ-として在校生を率いて応援
140年以上も続く伝統的な行事で、試合期間は3日間にわたる。クリケットの試合としては、世界で2番目の長さを誇っている。その人気は、地域の人たちはもちろんのこと、大統領までもが観戦するほど。日本で例えるなら、大学の〝早慶戦〟のようなものだろう。
当日は、屋台が並び、ダンスパフォーマンスが繰り広げられるなど、街中が盛り上がりを見せる。何といってもイベントの醍醐味は、自転車パレードなんだとか。音楽が流れる中、自転車に乗った大勢のサポーターが、会場までの通りを走り抜けていく。まるでそれはカーニバルのようだ、と話してくれた。
日本ではまだ一般的ではない競技だが、これを機会に興味を持ってみてはどうだろうか。
ナシャト・ディーン
(ニックネーム ナシャト)
国際経営学部3回生
大分合同新聞2024年11月26日朝刊掲載
ボンジュール!APM3回生のソラです。2023年秋から1年間、フランスに交換留学しています。APU生だから経験できたことや留学での経験を伝えることで、皆さんに国際交流の魅力伝えます。