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ブルガリアと聞いて、何を思い浮かべるだろうか。多くの人がヨーグルトと答えるのでは。そこで、これらを使った、たくさんある料理の中から、伝統食の「ムサカ」を紹介したい。
ムサカとは、ジャガイモ、タマネギ、牛ひき肉などを炒めてオーブンで焼いた後、ヨーグルト、小麦粉、卵を混ぜた生地を重ね、表面をこんがり焼き上げたもの。今回、同国からの交換留学生として来たグレティと一緒に挑戦した。
「1人でおいしく焼き上げることができたら、お嫁にいく準備が整った証し、という言い伝えがあるんだよ」。そう教えてくれた彼女も、1人で作るのは初めて。私に振る舞ってくれるために、前もって母親にレシピを習ったそうだ。
料理中、心なしか緊張感が伝わってくる。約3時間かけてじっくり焼き上げると、無事に完成。出来たてを口に入れた瞬間、彼女はとても誇らしげに言った。「フクスノ!(ブルガリア語で『おいしい』)」。共に楽しく話をしながら料理をすることができた。この経験を通して、2人の距離はぐっと縮まった。
ブルガリアの伝統料理「ムサカ」
ヨーグルトをかかえて召し上がれ
みんなで楽しく試食
グレティ・ドンコワ・ゲオルギエワ
(ニックネーム グレティ)
アジア太平洋学部 交換留学生
(大分合同新聞2024年6月25日朝刊掲載)
学生広報スタッフSPA(Student PR Assistants)は、APUと大分合同新聞による包括連携協定に基づき、2022年1月より、大分合同新聞朝刊「くらし・文化」面へ、インタビュー記事を連載中です。学生ならではの視点で、各国の文化やその時に気になる話題などを等身大でご紹介していきます。新聞読者層や、APUを目指す高校生などの、世界への興味関心を高めるきっかけづくりや、プロの編集者と協働することによる学生のスキルの向上を目指しています。
みなさん、こんにちは!Selamat siang!アジア太平洋学部3回生のみきです。私が今まで学内外で行ってきた様々な経験から得た学びをもとに、「何か挑戦してみたい!」と思っている全ての人々の背中を押せるような記事を執筆していきます!
24年秋学期からはインドネシアでの交換留学についても発信していきます!よろしくおねがいします!