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こんにちは!APU2回生、ST(サステイナビリティ観光学部)の小林です。
今回は、私が所属するボランティアサークル「ハビタットAPU」のGV(global villageの略でボランティアとして海外に家を建てにいくこと)体験談を紹介します!
最初にハビタットAPU(以下ハビタット)という団体について軽く紹介します!ハビタットはAPUにあるボランティアサークルの一つで、簡単に言うと世界の貧困、住居問題改善のため海外に家を建てにいくサークルです!
今年は9月に10日間カンボジアへ行ってきました!到着していちばんの印象は「意外と立派な空港だな」ということでした。自分が想像していたよりもはるかに立派な空港が私たちハビタットを迎えてくれました。入国審査もオンラインで済ませるシステムで、とにかく思っていたよりも最新の技術や建物が取り入れられていることに驚きました。
市街地のホテルではスタッフの対応が素晴らしく、「ガンボジアのホスピタリティは成熟している」ということを実感しました。
市街地からバスで移動し、徐々に建物が減り自然が多くなっていくと、2時間ほどで建築場所に到着しました。家を建てるための素材を切り出すところから始まり、柱をたて、床を張り、壁をくっつけて屋根を設置するなど1から私たちと現地のコーディネーターの方達とで協力して行いました。想像以上にしんどかったです。舐めていました笑
GV期間中は現地の子供達と遊ぶ時間もあり、とにかく子供たちが可愛かったです!それと同時にこの子達一人一人にも未来があって、その未来は私たちが作る家から広がっていくと考えた時、幸せな気持ちでいっぱいになり、なんでも前向きに捉えられるようになりました。
ワーク地に向かうまでの道
コンクリートを使っての階段作り
2階部分の床を張っている時
5日かけてようやく家が完成し、無事に私たちのGVは終わりました。改めて、今回のGVを通し多くのことを濃密に体験できたなと思います。
「ボランティアは自己満足でしかないけれど誰かのために行動するということが最終的に自分を愛すことにつながる。自己愛を育む最善の方法なのではないか」と思わされました。
また、「世界には自分たちだけの力で未来を切り開くのが難しい人が多く存在し、そういった人々にも夢があって、未来がある。同じ人間に生まれたのだからそういう人々にも私たちと同じように夢に向かって頑張る権利がある。だからこそ地球の住人全員が助け合い、全員が平等な世界を作る必要がある」と改めて感じました。
そして何よりも伝えたいことはAPUにはこういったことを経験できるチャンスがゴロゴロ転がっているということです。この記事でAPUの魅力が伝わるといいですね。
コンクリートを使っての階段作り
途中経過と完成後の家
大分合同新聞2024年8月16日掲載 貧困に苦しむ海外の人々の住居建築支援 APUの学生団体、現地での活動資金を募る
APUに在学生がもっともっと自分の通う大学を好きになれるような記事を書いていきたいと思います!またAPU に興味を持つ中学生や高校生にもAPU生にしかわからない素晴らしさを発信していきたいです!