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学生が留学の機会を持つことは、単に学習面だけでなく、貴重な経験という意味でも、大きなメリットがあります。しかし、母国から遠く離れた場所での生活は、家族や友人に会えない寂しさだけでなく、母国の文化も恋しくなりますね。また、海外での生活は、どうしても新しい環境や社会に触れることが多く、ストレスを感じることもあり、ホームシックになってしまうこともあります。
立命館アジア太平洋大学(APU)で学ぶ国際学生にとって、そのホームシックを簡単に克服する方法があります。APUは、日本の南西部、大分県別府市に位置しています。約90の国と地域から集まった2,691人(2020年5月現在)の国際学生が、設立から20年の間にこの小さな街に大きな影響を与えてきました。別府は街の規模の割には飲食店の種類が豊富で、地元のスーパーにも海外からの輸入食材が数多く並んでいます。インドネシアからの留学生である私も慣れない日本での生活は決して楽なものではないので、ホームシックになった経験がありますが、母国の本場の辛い料理を食べて元気づけられました。
この連載では、皆さんが参考にできるよう別府にある本格的な多国籍料理が食べられるお店を紹介していきたいと思います。
まずは別府を代表する人気店の一つ、「Coffee Stands Stairs」からご紹介します。別府の元町エリアにあり別府駅前のバス停「駅前本町」から270メートルほどのところにあります。APU生も、友達との待ち合わせや打ち合わせに利用したり、大学の課題をこなした後にここでリフレッシュしたりしています。抹茶ラテからチャイラテ、アメリカーノ、ヘーゼルナッツ、キャラメル、バニラ ラテのコーヒー ベースの飲み物に至るまで、ホットとコールドでドリンクを提供しています。飲み物だけでなく、「Coffee Stands Stairs」ではコーヒーのお供にクッキーも提供しています。どこでコーヒーを飲もうか迷っている方は、ぜひ「Coffee Stands Stairs」をチェックしてみてくださいね。
東南アジアのお店へ行ってみましょう。「ルアンマイ」はAPUの学生に人気のタイ料理店で、特に本格的なタイ料理が好みのタイ人学生に人気のお店です。ルアンマイは春木川バス停と南須賀入口バス停のどちらからも歩けます。大分交通50系統のバスを利用して徒歩8分、大分交通51系統のバスを利用する場合は「娘田(むすめだ)」バス停から徒歩2分で行くことができます。
パッタイ、トムヤム、ナムトックムー、マンゴースティッキーライスなどのタイ料理をはじめ、70種類以上のメニューを提供しています。しかもドリンクはタイから直輸入したものもあります。伝統的なタイ料理を提供するだけでなく、大人気のタピオカミルクティーのソフトクリームなど、最新のトレンドも取り入れられています。
カレー好きの学生、特に南アジアの学生は、本場のカレーが一番恋しいのではないでしょうか。別府には、たくさんのカレー店がありますが、本格的なスパイスを使ったカレーの専門店として学生に人気の「クミンシード」と「TANE(タネ)」の2店を紹介します。
「クミンシード」では、自家製カレーにイエローライスとレーズンが添えられてるのが特徴です。ランチは約1000円、一品料理も950~1800円程度です。南須賀入口バス停から坂道を上がって徒歩7分ほどの線路沿いの場所にあります。
「TANE(タネ)」は別府駅から3分の場所にある南インドカレーのお店です。ベジタリアンの定食「TANEミールズ1000円」に、200円で日替わりの肉系のカレーも追加できます。また食事だけでなく、自家製のプレーンラッシーやマンゴーラッシーなどのドリンクやケーキも豊富に用意されています。
これまで、東南アジア・南アジアの伝統料理を提供するお店を紹介してきましたが、次回は、東アジア料理のお店と、別府にある世界各国のスパイスが揃うスーパーをご紹介したいと思います。APU生のみなさん、ぜひお楽しみに。
★コロナウィルスの影響による移動制限の中でも、APUをより身近に感じてもらえることを願って、SPAメンバーが交代でコラムをお届けします。
読者の皆さん、こんにちは。私はインドネシア出身、APMで戦略的経営と組織専攻している4回生のKeziaです。この1年は、パンデミックによってニューノーマルを経験した大変な年でしたね。しかし世界を変えることを目指すAPUコミュニティの一員として、離れていても私たちの心は共にあります。SPAのブログを通してオンラインでつながりましょう!