学生ブログ

別府から下関へのミニ旅!

読了時間: 4分

学生の皆さん、春休み、いかがお過ごしでしょうか。ネパール出身のリサです。

昨年11月、私はAPU4回生4人のメンバーで、本州の最西端にある山口県にある下関への旅にでかけました。別府から電車で2時間弱の距離にあるこの街は、三方を水に囲まれ、特にフグをはじめとした魚介の産地として知られています。

このツアーは、APUとJAL(日本航空株式会社)の連携によって企画されたものです。私たちは下関に到着した後、JALの方と一緒に下関を巡るモニターツアーに参加し、さまざまな活動体験する機会を得ました。APUの学生のみなさん、学業から少し離れて探索できる、別府からもアクセスのよいおすすめの場所です。新しい体験に満ちた、日本の歴史を学べる最適な下関を紹介します。

旧下関英国領事館

はじめに旧下関英国領事館を訪れましたが、ヨーロッパ風の建物があることに驚きました。1906年に建てられた、領事館の建物としては日本で現存最古の建物で、中には実際に使用されていた机や椅子が展示されており、日本の重要文化財に指定されています。中を探索した後、海岸を散策しました。下関の主要な観光名所の1つである関門橋が見所です。長さ1068メートル、6車線の大規模な橋で、本州と九州とを海峡を横断してつないでいます。

練り切りづくり

その後、「茶房風舞(FUWARI)」というお店で日本の伝統的な和菓子「練切り」を作る体験をしました。茶房を運営する和菓子店「松琴堂」は156年の伝統を持つ老舗の和菓子店です。練り切りは様々なスタイルや形で作られ、中の餡にも多くの種類があります。体験する際もたくさんの種類から選べました。白あん(白豆を練ったもの)やもち米などなどです。インストラクターに教わって作りましたが、非常に独特な作り方です。出来栄えは美しく、練切り作りの工程は本当に楽しかったです。

練り切りづくり 右は私の作った練り切りと抹茶

次に「貸衣裳 千景店」という貸衣装店で、真っ赤な官女の着物着付けを体験しました。ここでは下関ゆかりの武将(武蔵・小次郎)の衣装なども体験できます。店は赤間神宮の近くにあり、私たちは着物で赤間神宮を歩いて探索しました。赤間神宮は約830年前に日本を二分する「源平合戦」で敗れた安徳天皇を祀っています。着物と同じくらい真っ赤な社殿でした。

着付け体験

夜は70年以上の老舗料亭「ふく旅庵」で下関名物のふぐ料理に挑戦しました。 「牡丹盛り」という芸術的なふぐ料理を初体験し、壇ノ浦で入水した安徳天皇を偲ぶ先帝祭で行われる上臈道中の踊り方を女将さんから教わりました。 打掛の衣装を着て、「外八文字」の歩き方などを体験しました。 古くから伝わる伝統的な祭りで履く靴は、かかとが15センチほどあり、未経験者にとっては非常に歩きにくいものです。 女将さんに教わった動きをみんなで真似して頑張りましたが、とても難しかったです。 しかし、全体的には素晴らしい経験でした。

ふぐ料理

最後のアクティビティは、下関酒造で日本酒の製造過程体験でした。約100年の歴史を持つ酒蔵を、唎酒師ガイドに案内してもらいました。また、日本酒のブレンドを試飲し、フルーティーさ、甘さ、濃厚さといった異なるバリエーションの日本酒を味わいました。日本酒ツアーの最後には、自分だけのオリジナルのブレンドの日本酒「世界に1本だけのSAKE」を作りました。私たちは好きなブレンドを4つ選び、唎酒師が配合比率を割り出し準備して便に着けてくれます。そこには私たちの名前がラベルに印字され、お土産として受け取れるのです。

(左)酒蔵見学 (中)日本酒の試飲 (右)私の世界に一本だけのSAKE

私はこの下関のモニターツアーを通じて、別府からもアクセスのよい下関を訪れることで、日本の豊かな歴史と独特な文化の様々な側面を体験できました。忙しい生活から離れて、下関が提供する多くの魅力を体験したい人々にとっても、素晴らしい日帰り旅行になるでしょう。最後に、この下関訪問の機会を提供してくれたAPUとJALに感謝したいと思います。

KAYASTHA Lisa
KAYASTHA Lisa

こんにちは、私はネパール出身のリサです。2023年の春セメで4回生になりました。小説の読書、アート、DIY、旅行、などなど新しい体験が好きです。SPAでの時間から貴重な洞察を学ぶことを楽しみにしています。




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