学生ブログ

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近年、注目度が高まっている「フラッグフットボール」というスポーツをご存じでしょうか？
2028年のロサンゼルス大会からオリンピック競技としてはじめて正式決定したスポーツの一つです。

五輪の種目追加は昨年10月に決定したばかり

フラッグフットボールとは、アメフト（アメリカンフットボール）の非接触版で、相手チームの腰につけたフラッグを取ることでタックルを代替するスポーツです。仲間と作戦を練ったり、相手の攻撃を分析したり、運動能力の高さだけではない活躍の場面が多くあり、体力だけでなく、思考力やコミュニケーション能力も育むことができます。そのため、近年、学校でのレクリエーションや競技まで、幅広く親しまれるようになっています。

そんなフラッグフットボールのサークルがAPUにもあることをご存じでしょうか？今回は「APUフラッグフットボールサークル」の代表を務めている田中力（たなか ちから）さんに話を伺いました。

【プロフィール】
氏名：田中力さん
出身：京都府
学部：アジア太平洋学部４回生
趣味：運動、読書、人と話すこと

フラッグフットボールサークルを立ち上げた理由は？

元々スポーツが大好きで、中高とアメリカンフットボールをやっていました。もちろん真剣に取り組んでいて、大好きなスポーツの一つだったのですが、アメフトはタックルがあり、僕はそれが苦手でした、、（笑）そんなとき興味を持ったのは、攻撃のタックルを、相手の腰に着けた「フラッグ」を取ることに置き換えたフラッグフットボール。大好きなアメフトの要素もありながらタックルをより安全なものにできるなんて、とても魅力的でしたね（笑）。ただ、APUにはフラッグフットボールサークルがなかった。だから僕が立ち上げちゃえ！と思いました（笑）。

フラッグフットボールのメンバーと

サークルを立ち上げるうえで大変だったことは？

立ち上げた時期が、コロナ禍真っ最中だったため、大学に行けずに設備も何もわからない状況だったことですね。大学に行けるようになってからも、人が集まらずに苦労しました。しかし、インスタグラムなどのSNSを通じて活動を発信したり、新歓イベントを実施したりすることはもちろん、実際に練習に来てくれた人の口コミを通じてサークルの存在が広まり、今に至ります。メンバーが増えたことで練習の質が上がり、僕以外にもリードしてくれるメンバーが増えたので、チーム全体がとてもよくなりました。

メンバーも増え様々な活動ができるように！（ハロウィンのイベントにて）

主な活動を教えてください！

普段は週に2日ほど、大会に向けて練習しています。また、その他にも教室活動といって、毎週土曜日に別府アリーナで小学生を対象にした、英語とフラッグフットボールが学べる教室を開講しています！

なぜ英語とフラッグフットボールを組み合わせたのですか？

それは自分の経験から来ています。自分は、高校の時、オーストラリアに留学していましたが、なかなか友達ができず、寂しい思いをしていました。そんな中、体育の授業で好プレーをしたときにチームメイトが褒めてくれて。得意な体育やアメフトで、言語を使わずとも友達が増えていきました。そのときに、スポーツは言葉を超えるなと感じました。だからこそ、英語を上手く、正しく話さなきゃと思っている子供たちに、完璧じゃなくてもいいから、失敗を恐れずに積極的にコミュニケーションを取って、通じ合って、スポーツを通して国際生と仲良くなれるような環境をつくりたいな！と思ったからです。

フラッグフットボール教室の様子。言語を使わずともボールで繋がる楽しさを伝えたい

田中さんのこれからの目標を教えてください！

まずは、フラッグフットボール日本選手権の九州地区大会で優勝することですかね。普段の練習の成果を本番で出し切れるように頑張ります！！！大分県内では唯一のチームなので大分県代表です！
九州地区大会は2024年2月25日（日）APUのメイングランドで行われます！ぜひ応援よろしくお願いします。

APU フラッグフットボールチーム「HIGHLANDERS」のインスタグラムはこちら

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今回、田中さんにインタビューさせていただいて、フラッグフットボールの魅力はもちろん、田中さんのスポーツに対する強い思いがひしひしと伝わってきて、とても感動しました。この記事を読んで、少しでもフラッグフットボールに興味を持って頂けたなら、ぜひAPUで行われる大会に足を運んでみてください！！

清末雪奈

お笑いが大好きな国際経営学部（APM）2回生、清末雪奈です！自然豊かな国東半島からAPUに通っています。新たなことに挑戦する人や、何かに真剣に打ち込める人が多いこの大学に背中を押され、ライターを始めてみることにしました。精一杯頑張ります！