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Bag That Internship(Part2):体験者が語るインターンシップ!

読了時間:6分

インターンシップは、実践的な経験、ネットワークの拡大、履歴書の充実が期待できる、学生にとっての大きなチャンスです。
多様なインターンシップの選択肢が用意されたAPU生は、応募の一歩を踏み出しさえすれば、社会人へのトレーニングができます。
この記事では国際学生と国内生が利用できるインターンシップの多様な機会について、国際学生の体験からのアドバイスを加えて、紹介します。
すべて学生が直接インターンシップ先へ応募する、自由応募のインターンシップ例です。

Part1(協定型インターンシップ体験)の記事はこちら

話してくれた学生

Anar Amarjargalさん(アジア太平洋学部4回生 モンゴル)以下Anarさん
複数のインターンシップで豊富な経験を積んだAnarさんはモンゴル×APU学生協会会長を務め、2022年には安藤百福賞奨励賞も受賞しています。

1. APUキャンパス内でできるインターンシップ

キャンパスの中で仕事を体験する方法のひとつ、APUのアドミッションズオフィス(国際)でのインターンシップを紹介します。これは、大学の国際入試を担当するセクションで働くものです。募集イベントで入学希望者にAPUについて説明をしたり、相談に乗ったりする業務を中心に行います。
この業務を行うことで、コミュニケーション能力を向上させ、学生募集やオンラインセミナーの主催を経験が得られます。そしてビジネスやマーケティング・リサーチを駆使して、志願者と、大学のとのマッチングを図ることもできます。

Anarさん:アドミッション・オフィス(国際)でインターンに応募するときは、自分がAPUを選んだ理由を強くアピールしましょう。このインターンシップで最も大切な仕事は、APUの良さを在校生の視点からPRすることです。また、ソフトハード両面のスキルで、インターンとしてどんな能力を活かせるのか、あなたの良さをアピールしましょう。また、自分がここでどんな能力を獲得したいか、得た能力で何をやりたいかを整理して明確な志望動機を書きましょう。面接では、質問されそうなことを調べておき、回答を準備し、はっきりと落ち着いた声で話しましょう。

オフィススタッフとインターンチーム

2. Campus Mate web(Web就職システム)で紹介されるインターンシップ

キャンパスメイトウェブ(Campus Mate Web)の「インターンシップ情報」では、国内外のさまざまな分野での体験機会を紹介しています。年間を通じて複数の企業・団体・事業者がAPUと連携して情報を掲載しています。APUが仲介する契約型ではなく学生が直接応募するものですが、多くの組織は、大学や先輩たちと良好な関係を築いています。(Campus Mate webはログインに学籍番号が必要な在学生向けサイトです。)

3. 日本でのインターンシップ

日本でのインターンシップは、日本での就職活動を視野に入れる学生にとって非常に価値があります。小規模企業から多国籍企業まで幅広く、日本の労働文化や慣習を学ぶ機会になり、日本語力の向上や、新しい文化に触れるチャンスにもつながります。各企業のホームページ、校友会のLinkedInのほか、キャリアオフィスのおすすめ情報を「インターンシップ情報サイトリンク集」で確認してください。このページには海外インターンシップ情報も掲載おり、その中でも、「Highered」には、グローバル企業情報だけでなく、そのような企業が求めるコンピテンシーレベルを測定できる自己評価ツールがあり、特におすすめです。

キャリアオフィスサイトのインターンシップ情報 リンク集はこちら

Anarさん:日本でのインターンシップを探すのは、日本語が十分でないと大変かもしれません。しかし、スタートアップ企業や非営利団体では、頻繁にインターンを募集しています。ですから、自分の将来のキャリアにつながりそうなところを探して、どんどん応募することをお勧めします。ちなみに私は、履歴書と、なぜ私がインターンになると組織にメリットがあるのかを説明したメールを、募集中でない先にも送ってみようと思っています!面接にこぎつけるまであちこちに送り続けようかと。

4. オンラインインターンシップ

オンラインンターンシップであれば、世界中の組織で働くことができます。インターネット環境さえあれば、どこからでも柔軟にスケジュールを調整できます。また大学で学びつつ国際的な組織との協働や、コミュニケーション技能の向上、バーチャル環境での業務経験を得るチャンスでもあります。上述したインターンシップ情報には、海外組織を中心にバーチャルで体験できるインターンシップの機会も多く掲載されています。

Anarさん:世界中へ応募できるオンラインインターンシップなら選択肢が広がります!さらにビザを取得しなくても国際的な経験を積むことができます。しかしその分競争率が高くなります。したがって、応募までにあなたの長所をぜひしっかりと見極めてください。応募書類をどう光らせますか?他でもないあなたがどう組織に貢献しますか?自分をPRする方法を学びましょう。大学への入学願書にも似ていますね。また指導教員や教授に推薦状が必要なときもあるので、用意しておきましょう。組織に関するリサーチが十分か確認して、履歴書またはCV(英文レジュメ)をダブルチェックしましょう。

国際学生が日本でインターンシップを行う上での課題

Anarさん:国際学生が日本でインターンシップを探す場合課題はたくさんありますが、一番は、自信のなさだと思います。日本語の習熟度に自信を持てず、不合格を恐れてチャレンジすらしないことも多いでしょう。でも私は、何事も望めばかなうと信じています。

また日本でのキャリアを希望するならば、日本企業が作りがちな既成概念にとらわれ過ぎずに考えて動くことが大切だと思います。ルールに反するように聞こえるかもしれませんが、むやみに合わせ過ぎないことを勧めます。これは、自分自身や自分のスキルに対する自信にもつながります。どんな組織に応募するにせよ、批判的で創造的な考えを持った人材は、組織に良い結果をもたらす貴重な存在です。

Anarさんは、インターンシップ先である“mamoru app”の公式SNSで紹介されています。

まとめ

APU生は、実践的な経験、スキルアップ、多様な職場環境を体験できるインターンシップの選択肢が数多くあります。今回Anarさんの経験から紹介した例は、そのほんのごく一部です。キャンパス内だったり、海外在住の日本企業だったり、リモートワークだったりと多岐にわたりますが、それぞれが学生の将来のキャリアのための貴重な経験となります。
学生のみなさん、このチャンスを活かしましょう。あなたのキャリアプランにぴったりのインターンシップを見つけるために、ぜひAPUキャリアオフィスに相談してみてください。

VU Thanh Thao
VU Thanh Thao

2年間のオンライン授業も終わりましたね。最高な学生生活にしていきましょう!とにかく生きて、笑って。そう、思いついたアイディアを実行しましょう!




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