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  「日本に着いたら一緒に中国の伝統的な料理を作ろうね」
  昨年授業で出会ったナンシー。半年間同じグループメンバーとしてともに授業を受けてきた。それもオンラインで。ナンシーはそう言ってから半年以上経った今年6月、やっと中国の山西省から来日し、APハウスに入寮することができた。
  それから2週間ほど経って、ついにナンシーから「今日の夜は一緒に中国の料理を食べよう」と連絡が来た。
  部屋に着いて早速、「これは中国で1番有名な辛いお鍋、ホットポットの固形ルーだよ。久しぶりに実家の匂いがするなあ」と英語で言って取り出してきたのは、日本では見たことがないくらい真っ赤なキューブだった。
  こんなに辛そうなものを日常的に食べているなんて!と私はとても驚いた。
  お肉、にんじん、きのこ、大根、豆腐。一緒に真っ赤なルーをお水で溶かして、そのお鍋は1時間もしないで完成した。
 
    APハウスのキッチンにて。「ホットポット」とは、中華料理で有名な「火鍋」のことだった。
  辛いものが得意なわけではないので食べられるか心配したが、味は最高だった。でもすごく辛かった。水を1.5㍑も飲んだ!
  ナンシーと鍋を作って、話もして、中国のことをたくさん知ることができた。一緒に料理したり食べたりすると、まるで自分がその国に旅行している気分になる。この夜は楽しいプチ中国旅になった。
 
  
    
      ドゥー・イーシェン
(ニックネーム ナンシー)
      アジア太平洋学部2回生
中国
    
  
(大分合同新聞2022年9月27日朝刊掲載)
学生広報スタッフSPA(Student PR Assistants)は、APUと大分合同新聞による包括連携協定に基づき、2022年1月より、大分合同新聞朝刊「くらし・文化」面へ、インタビュー記事を連載中です。学生ならではの視点で、各国の文化やその時に気になる話題などを等身大でご紹介していきます。新聞読者層や、APUを目指す高校生などの、世界への興味関心を高めるきっかけづくりや、プロの編集者と協働することによる学生のスキルの向上を目指しています。
 
            
        
    まいまいです!入学したばかりと思っていたら気が付けばもう2回生になってました。 APハウスでRAをしています!今年も色々なことにチャレンジしたいです!精一杯頑張ります!