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教育プログラム|連携事業
高校時代も留学経験があるのですが、当時は勉強よりも異文化生活体験が中心でした。大学では英語で授業をすべて理解できるようになりたいと考え、入学前から留学を決意していました。
特に学びたかった分野は、英語を母語としない人への英語教授法「TESL(Teaching English as Second Language)」です。カリキュラムが確立しているだけでなく、教育心理学、人類学、哲学もしっかり学べる大学を留学先に選びました。TESLの授業では、友人の協力のもと、スピーチを録音して発音や文法の違いを分析し、その学生に合わせた教案を作成。時間と根気が必要な作業ですが、楽しく取り組みました。
帰国後は、すぐに就職活動を開始。まずはAPUキャリア・オフィス主催の交換留学経験者向け就活講座に参加し、留学経験を生かしてどのように活動を行うべきか心構えができました。また、留学の成果を確かめたいと思い、TOEICを受験。スコアも留学前から100点アップし、成長を実感しました。
その後は、国際的に事業展開をしている企業の説明会に多く参加。ホテル業界に出会い、文化や宗教、言語の異なる宿泊客に向けてサービスを行うという点が、留学経験やAPUで学んだことを生かせると思い、就職を決意しました。
留学中は就職活動に向けて特別に何か準備をしていたわけではありません。ただ、留学は、せっかくの機会なので、知識を身につけ、アメリカ人学生や現地の留学生と英語だけで交流を図るよう心がけていました。また、授業でも留学生だからと諦めることなく懸命に取り組み、最後の成績はすべてA+を収めることができました。
結果として就職活動では、これら留学で得た経験が話の半分を占めていました。突然、英語で面接を求められることもありましたが、難なく対応できました。もちろん、留学やAPUで様々な国の友人と一緒に生活をし、衝突しながらも相手の文化を理解しながら国際交流を図ったことも、アピールポイントになったと思います。
留学は、様々な面で成長を実感できるチャンスです。帰国後、すぐに就職活動がスタートする人もいると思いますが、留学経験が自分自身の軸となり、就職活動にもきっと生かせるでしょう。チャレンジ精神を持ち、APUからさらに外に目を向けた学生を、企業も求めているのではないでしょうか。
もともと関心のあったマーケティングを少しでも早く専門的に学びたいと思い、1回生の秋に留学を決意。海外にも興味があったので、優秀な学生に囲まれながらビジネス教育を受けたいとも思っていました。 そこで、2回生の秋から交換留学を経験。留学先は世界的に評価を得ているビジネススクールを選択し、自分より上の学年の3~4回生の授業を受講していました。グループワークも多く、授業についていくのは大変でしたが、知識が豊富な友人に囲まれ、色々なことを吸収できました。
就職については、留学中から意識して活動していました。インターンシップが活発な大学だったため、私も3ヶ月間、留学エージェントで就業体験を積みました。現地の人とビジネスで接することで、言語の上達にも繋がりました。授業でも、第一線で活躍されている方の講演を聞いたり、ベンチャーキャピタルに対してプレゼンテーションをしたりと、実社会で働く方との接点が多くありました。そのため、勉強意欲を刺激されたのはもちろん、働くイメージを膨らませることができたと思います。 他にも、関心のあることには積極的に関わり、見聞を広めました。特に、留学生という立場だったので、様々な業種の方と話をすることで、外国人がカナダでどのように評価されているのかを知るチャンスになりました。
3回生の春には留学を終えるよう計画していたため、スムーズに就職活動に移りました。将来は地元で働きたいと考えている私は、3回生の夏期休暇中、温泉街の活性化を図るためにインターンシップを経験。ホテルや宿の人と意見交換をしたり、旅行商品を開発したりしました。活動を通して、まずはグローバルに展開する企業で就業経験を積み、その経験を地元に還元していこうと考えるようになりました。
そこで、東京で就職活動を開始。面接では、留学経験とAPUで培った言語運用能力、さらに私の海外勤務への意欲を評価していただき、アジア諸国やアメリカなど海外にも積極的に事業を展開している企業の内定を得ることができました。
私は現在、学生留学アドバイザーとして活動をしているのですが、就職を意識して留学に踏み出せないという相談を受けることがあります。しかし、今は留学経験者向けの就職フェアが国内外で開催されているため、まったく心配はいらないです。何よりも、やりたいことがあるならば、まずはチャレンジ!の気持ちを持って欲しいです。なぜなら、留学はこれからの人生を変える「何か」を得る最高のチャンスだと思うからです。
APUでは、長期留学を経験した学生が活用できる就職活動サポートも行っています。
将来は海外で働き、世界で自分の力を試したい。そう考えていた私にとって、交換留学は自分の力量を測るいい機会でした。せっかく行くなら日本から遠く離れた国がいいと思い、スウェーデンを選びました。
留学先では移民学を専攻。とにかく宿題が多かったです。毎週200ページの文献を読んでレポートを提出したり、授業で他の学生と激しく議論したりしました。周囲の知識量にしばしば圧倒されましたが、努力を惜しまず、関連書籍を読んだり、歴史を勉強したりして知識量を補っていました。また、このような環境で働きたいと、夢を再確認できる機会にもなったと思います。
悔しさをバネに資格取得
同世代に出遅れたくないという思いから、就職活動は1回生の頃から意識していました。
そこで、交換留学を終えた後、次は社会人の中でどこまで通用するか試したくなり、イギリスの大学に留学しました。 社会人学生が大半を占める中、学生は私一人。ビジネス英語とプロジェクトマネジメントの資格取得に励みました。ディスカッションの授業で、英語は聞き取れるものの、社会経験の浅い私は語れる内容を持っていませんでした。まだ社会で通用しないことを痛感する悔しい体験でしたが、かえって意欲がわき、猛勉強の結果、見事資格を取得できました。
帰国後も、海外で働くという夢は変わらなかったため、APUキャリア・オフィスの紹介で外資系企業のインターンシップに参加しました。興味のある企業だったため、どんなチャンスも逃さず、意欲的に取り組んでいました。また、その後は同企業の説明会にも参加。留学経験やインターンシップでの行動から、グローバルな視野と経験、さらに行動力を評価され、内定を獲得しました。
留学は誰もが行けるものではありません。本気で留学を目指すなら、真摯に取り組まなければチャンスはやってきません。自分に厳しく、実現に至るまで継続して努力をしてください。