教育プログラム
入学前から、学びのトレーニングが始まっています。
APUでは、AO入試などで入学が早く決まった国内学生*に、入学までの期間に英語の課題を与えたり、主要都市在住者向けに英語の授業や入学までのタイムマネジメントのグループワークを実施したりと様々な教育を行っています。中でもAPU特有なのは、国内学生全員の必須課題、「APUノート」です。
APUに在籍中の国際学生*の出身国について、自由なテーマで調査し、まとめる。それがAPUの学びの基礎を作る入学前課題「APUノート」です。それぞれの国・地域ごとに1ページ、全て手書きまとめられたAPUノートは、多種多様な表現方法で、どれもカラフルで個性的。昨年度は78カ国もの国と地域が課題となりました。
「APUノート」を作成することで、学生は今まで知らなかった国について学ぶことができます。世界各地から集まる国際学生の出身国について事前に知識を得ることで、入学後、国内学生は積極的に国際学生とコミュニケーションを図れるようになります。例えば1回生必須の授業では、APUノートで調査したことを元に、国際学生と活動する機会があります。大学での学びに必要な「考察力」「文章力」「レポート作成時のルール」「根気強さ」などを学び、学生は大学での学びに期待を膨らませ、学生生活をスタートするのです。
大学での学びは、高校時代の“教えられる”学びとは異なり、“自分で調べて、まとめて、自分の言葉で表現”する力が求められます。“世界の国・地域”を題材にする「APUノート」はまさに大学、APUでの学びそのものです。
※ 国際学生とは、在留資格が「留学」である学生をいう。国内学生には、在留資格が「留学」ではない在日外国人を含む。