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「何か新しい事を始めないとヤバい!」。梅本麻央さん(アジア太平洋学部4回生(取材時3回生))は、かねてから目指していた交換留学の実現が叶わず、焦りを感じていました。周りの友人は海外留学に挑戦する人が多く、「みんなはどんどん新しいことに挑戦して成長しているのに自分は何をしているのだ。何もせず留まっていていいのか?でも、何をしたらいいのだろう。うーん、どうしたらいいかわからん!」と悩み続ける日々。そんな中、ある講義のゲストスピーカーとしてNPOの方が来られて話を聞いたのがきっかけで、インターンに挑戦することに。今回は、そんな麻央さんのインターンについて話を聞きました。
アジア太平洋学部で環境・開発1を専攻しています。課外活動はRA(国際教育寮でのレジデント・アシスタント)を1年半、ASA(APUスチューデント・アンバサダー)と途上国の教育支援系学生団体での活動を1回生時から継続しています。SSW(1回生必修のワークショップ授業)とFIRSTプログラム(海外研修プログラム)のTA(ティーチング・アシスタント)も1回ずつ経験しました。
講義後にゲストスピーカーとしてこられたNPO法人アクセプト・インターナショナルの方に質問をしに行きました。「もしよければ、授業スライドをいただけませんか?」とお願いすると、名刺をいただきました。その名刺に書かれていたメールアドレスに、スライドが欲しい旨、インターンを募集しているのであれば応募したい旨をメールして、面接を経て今に至ります。私はオンラインで活動しています。
私は寄付関連の部署に所属しています。連携が可能そうな企業をリサーチし、その企業をチームに共有します。その企業とどのような連携が出来るかをチームで考え、企業にアプローチする、といったことが部署の仕事の流れで、私は主にリサーチを担っています。
また、イレギュラーな業務だとYahoo!ネット募金に掲載する募金ページ作成も行いました。1円からPayPayで募金ができます。
企業が公開している経営方針レポートを読む作業に対しては大変だと思う事もありますが、企業によって理念やこだわりが違い、いろんな企業を幅広く知る機会を得られるので、いい勉強の機会をいただいたと思っています。 考えさせられることは、業務上秘密事項がたくさんあることです。特にAPUはオープンで「なんでも聞いてね」「いつでも教えるよ~」スタンスの人が多いように感じるのでなおさらかもしれません。この環境下は自分にとって新鮮ですし、それだけ社会的責任がある組織で業務の一端を担っていると思うと毎回背筋が伸びます。
~やりがい~
現段階では、自身がページの作成に携わったYahoo!ネット募金で多くの寄付を募れていることです。私が関わったそのページを読んで「よし、寄付しよう」とより多くの人に思ってもらえて、さらにそれが人助けにつながっていると思うとすごく嬉しいです。今後は企業リサーチで団体に貢献することでやりがいを感じられるようになりたいです 。
~スキル~
企業を視る力だと思います。いわゆる、統合報告書やサスティナビリティレポートを読む機会を得たことで、まだまだ未熟ですが企業が考えていることや業界全体としてどのような流れがあるかはなんとなくわかるなど、企業ごとの差を以前より見つけられるようになりました。また、就活の際に行う企業研究が苦ではなく、むしろ楽しいと思えるようになりました。
~変わったこと~
圧倒的にNPO・NGOに対する認識です。恥ずかしながら以前までは、“お金儲けをせず社会の役に立つ活動を行っているらしい”というレベルの稚拙な認識でした。しかし現在は、社会における非営利団体の立ち位置や需要、力などが徐々に理解できてきて、NPOに限らず社会に対する視野が広がったように感じます。
私がいうのもなんですが、長期インターンは無理してする必要はないと思います。対面が主流で時間的拘束や将来設計に影響が出やすいと思うので、明確な目的が無いのであれば、頑張ってしなくていいと私は思います。私はインターンがしたくて始めたのではなく、新しい刺激と挑戦がしたいと思っている時期に目の前に現れた選択肢がたまたまインターンだったのです。そういう意味では、明確な目的がなくても直感でピンと来たのであれば、インターンを敷居の高いものとして捉えず新しい挑戦だとおもって勢いで飛び込んでみるのもアリだと思います。ただ、惰性でするのはおススメしません。そしてもし挑戦するのであれば、飛び込んでみてからでもいいので、何に刺激を受けているか自学できているかを内省できればより意味のある挑戦につながるのかなと私は思います。
規模の大きさに関わらず、どんな挑戦でも私は尊敬するし応援します。お互いに頑張りましょう!
インタビューする前、NPOの長期インターンにチャレンジするなんて、なんて行動力があるのか、と思っていました。しかし麻央さんは実は、授業後に質問に行くという小さなアクションから、インターンの機会を獲得したのです。きっとゲストスピーカーの講義も、ただ受け身で聞くのではなく、自分だったらどう貢献できるか、と能動的に聴いていたのだと思います。インターンに限らず、何か新しいことに挑戦したいと思っているAPU生は多いはず。APUはさまざまな機会に溢れています。まずは身近な機会に目を向け、一歩踏み出してみませんか?
こんにちは!アジア太平洋学部(APS)4回生、国際関係専攻(IR)のなつきです。APUで経験した面白いことや、新たな発見、出会いなど紹介して、皆さんの日々の生活にインスピレーションをお届けできればと思っています。よろしくお願いします!
(2026.3卒)