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ザンビアの結婚式―大分合同新聞「APU発世界の窓」

読了時間: 2分

調理中、交代で鍋まぜて祝う

昨年3月に帰国した際に参列した結婚式。料理を頭に載せて新郎の家へ

ムイラは大学で唯一のアフリカ・ザンビア出身。高校生の時、研修旅行で日本を訪れたのをきっかけに進学を決めたという。多くの民族が暮らしているザンビアには、私たちの知らない文化がいろいろありそうだ。そこで、彼女に話を聞いてみた。

紹介してくれたのは、伝統的な結婚式の様子。教会などで挙げる、モダンな式の前に幾つかの儀式があるという。その一つが、新婦側が料理を準備し、披露するイベントだ。

式前日の夜から女性親族や友人が集まり、地元ならではの食材を使って何十種類もの料理を作る。その際、鍋を交代でまぜて祝うのだが、より強くまぜるほど新婦の思いが強いとされている。「まるでみんなが競争しているかのよう」と彼女は話す。

また、大きな音を立ててにぎやかに過ごすのも特徴なんだとか。夜通しドラム(1本の木をくりぬいた円すい形の片面太鼓)が響き渡り、祝福ムードを盛り上げる。

出来上がった料理は、女性たちが頭に載せるなどして新郎の元に運んでいく。その後、家に入って料理の披露が終わると、新郎の家族らに振る舞われることになる。この時にも厳格な作法があるようだ。

私が生きる日本と大きく異なる文化を知り、とても驚いた。独自の習慣がいまだ色濃く残っている国であることを実感させられた。

チェンボ・ムウイ

チェンボ・ムウイ
ニックネーム:ムイラ
サステイナビリティ観光学部3回生

(大分合同新聞2026年1月27日朝刊掲載)

学生広報スタッフSPA(Student PR Assistants)は、APUと大分合同新聞による包括連携協定に基づき、2022年1月より、大分合同新聞朝刊「くらし・文化」面へ、インタビュー記事を連載中です。学生ならではの視点で、各国の文化やその時に気になる話題などを等身大でご紹介していきます。新聞読者層や、APUを目指す高校生などの、世界への興味関心を高めるきっかけづくりや、プロの編集者と協働することによる学生のスキルの向上を目指しています。

伊達 愛果
伊達 愛果

こんちには!サステナビリティ観光学部(ST)3回生のまなかです。本を読むことが好きでSPAに入りました。SPAではST1期生として学部の魅力や、24秋から行く予定のスウェーデン留学などについて書いていきたいです。よろしくお願いします。




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