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初めまして!中村茉優美です。
現在交換留学でイギリスのハートフォードシャー大学に通っています。APUでは、日本にいながら多文化環境で、英語を含む多言語を学び、使う機会が存分にあります。それと同時に海外に出るチャンスも多くあります。今回は、交換留学中の私が感じた、「APUにいながらも海外に行き学ぶ価値」についてお伝えします。
まずは私が経験した短期と長期の海外での経験を紹介します。APUでは、キャンパス外で学ぶ機会を積極的に活用し、成長するための「FIRST」ステップとして、1回生向けに短期の海外実習プログラムFIRST(Freshman Intercultural Relations Study Trip)を選択できます。私が参加した年は韓国へ行きました。行先はくじ引きで決まり、グループでのアンケート調査の後、最終的にプレゼンテーションを行いました。長期の海外での経験は半年から一年間APUの協定大学で学ぶ交換留学です。
この経験から私が感じた「APUにいながらも海外で学ぶ価値」は4点あります。
APUにはたくさんの国際生がいますが、半数は日本人。しかし、海外に出れば自分がAPUでいう留学生のような存在になるため、APUにいる時以上に、自分と異なる文化を持つ人への配慮や優しさについて考えるきっかけがたくさんありました。特に韓国へFirst programで行った際は、英語が通じない場面も多く、現地語を学ぶ重要性を知るのと同時に、それまで私が持っていた「英語さえできれば何とかなる」という思い込みは捨てなければいけないと気づきました。
交換留学では、APUの専攻にはない分野の授業を履修することが可能です。私は、卒業研究は異文化教育をテーマに進めていきたいと考えていたので、イギリスの大学で教育について学んでいます。
イギリスの大学の授業方式や評価方法はAPUとは異なり、授業は少人数でディスカッションがメインのことが多いです。そのため、授業の予習や準備が欠かせず、準備の重要さにあらためて気づかされました。また、授業の参加は成績に関係せず、学生は期末レポートをより良いものにするための知識や考え方を得るために授業に参加しています。期末レポートは匿名での評価で、評価基準も批判的思考力が重視され、簡単に高得点を取ることはできませんでした。自分の思考力や読解力、説得力の不十分さがイギリスに来て今まで以上に目立つようになり、ただ事実を受け入れるだけではなく、気になったことは調べる習慣も定着し、以前よりも読書量が増えた気がします。
イギリスでは、新しくできた友人とロンドンやオランダ、ベルギー、ルクセンブルクを旅行したり、APUの友人が留学しているフィンランドを休暇中に訪れたりしました。日本には常に近くに友人や家族がいてお気に入りの場所がある一方で、イギリスは安く簡単に行ける国がたくさんあります。交換留学中の学生生活は、私と同様に日本から海外の大学に留学をしている学生に限らず、他国からAPUに留学をしながらも交換留学で別の国に行く国際学生、そして過去にAPUに交換留学で来ていた学生など、様々な出会いに恵まれました。そして、それらの出会いが私の新しい興味やモチベーションを高めてくれました。APUの学生は世界中にいるからこそ、特別な時間を楽しむことができるのです。
フィンランド留学中の友人を訪れたとき
友人とのオランダ旅行
APUへの入学を考えている高校生や、留学・海外プログラムへの参加に迷いのあるAPU生に新しい視点を提供できていたら幸いです。今後の記事でも、留学の準備から帰国、APUでの生活についてもっとたくさんの情報をお伝え出来たらなと思います。
こんちには!アジア太平洋学部3回生のまゆみです。大学の魅力や、1年間のイギリス交換留学について発信し、APUへの進学や新しい挑戦を考えている読者の皆様に何かきっかけを与えることができたらと思っています。よろしくお願いします。