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授業で仲良くなったバングラデシュからの学生、ラキブが伝統料理を紹介してくれた。
パンタ・イリッシュは、同国発祥の料理で、パンタ・バート(炊いて水に浸したご飯)とイリッシュ(日本でいうイワシ)のフライを組み合わせたものだ。4月14日のベンガル歴新年を祝う祭り「ポヘラ・ボイシャフ(ポヘラ・ボイシャキとも)」や結婚式など、めでたい日に出されるごちそうで、それぞれの家庭で味やアレンジが違っている。
ラキブの家で振る舞われるパンタ・イリッシュ
昔は、普段でも食べる機会も多かったが、ジャンクフードの登場など食生活の変化に伴い、以前よりは減ってきたという。しかし、祝いの場で家族みんなで食べるこの料理は、ラキブにとって特別なもの。正月に国へ帰った時は、母親が作ってくれるのが楽しみの一つになっていて、これこそが故郷の味なんだそうだ。
世代を超えて愛され、受け継がれている伝統の味。これからも大切に、その素晴らしさを次世代に伝えていってほしいなと感じた。
ラキブ・ラキブル・イスラム
(ニックネーム ラキブ)
国際経営学部2回生
大分合同新聞2024年5月28日朝刊掲載
学生広報スタッフSPA(Student PR Assistants)は、APUと大分合同新聞による包括連携協定に基づき、2022年1月より、大分合同新聞朝刊「くらし・文化」面へ、インタビュー記事を連載中です。学生ならではの視点で、各国の文化やその時に気になる話題などを等身大でご紹介していきます。新聞読者層や、APUを目指す高校生などの、世界への興味関心を高めるきっかけづくりや、プロの編集者と協働することによる学生のスキルの向上を目指しています。
お笑いが大好きな国際経営学部(APM)3回生、清末雪奈です!自然豊かな国東半島からAPUに通っています。新たなことに挑戦する人や、何かに真剣に打ち込める人が多いこの大学に背中を押され、ライターを始めてみることにしました。精一杯頑張ります!