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インドネシアのユニークなあいさつ-大分合同新聞「APU発世界の窓」

読了時間: 2分

目上の人に敬意を表すキス

中学生の頃から日本のアニメや文化が好きで、日本の高校に留学したシファ。在学中は英語のスピーチコンテストで母国インドネシアの文化について発表。大学入学後もイベントのファッションショーで伝統衣装を披露するなど意欲的に文化交流に取り組んでいる。

シファが今回、教えてくれたのは、インドネシアのあいさつの仕方。先生や両親、兄や姉など目上の人に敬意を表すため、右手の甲にキスをするという。

以前から、上下関係を大切にする国だとは知っていたが、年上を敬う文化は日本より強いらしい。家に帰ったら、両親の右手を取ってキスをする。学校の登下校時には、子どもたちが列をつくり、先生が右手を差し出すのを待っている。街中で知り合いに出会ったときも、「セラマーツシアン」(インドネシア語で「こんにちは」)など時間帯に合ったあいさつとともにキスをする―などなど。

私たちとは違った方法で目上の人を敬う国もあることを知り、インドネシアを一層、興味深く感じた。

ヌルシファ アリフィア(21)
(ニックネーム シファ)
アジア太平洋学部3回生

(大分合同新聞2024年2月27日朝刊掲載)

青木夏輝
青木夏輝

こんにちは!アジア太平洋学部(APS)3回生、国際関係専攻(IR)のなつきです。APUで経験した面白いことや、新たな発見、出会いなど紹介して、皆さんの日々の生活にインスピレーションをお届けできればと思っています。よろしくお願いします!




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