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インドネシアのユニークなあいさつ-大分合同新聞「APU発世界の窓」

読了時間: 2分

目上の人に敬意を表すキス

中学生の頃から日本のアニメや文化が好きで、日本の高校に留学したシファ。在学中は英語のスピーチコンテストで母国インドネシアの文化について発表。大学入学後もイベントのファッションショーで伝統衣装を披露するなど意欲的に文化交流に取り組んでいる。

シファが今回、教えてくれたのは、インドネシアのあいさつの仕方。先生や両親、兄や姉など目上の人に敬意を表すため、右手の甲にキスをするという。

以前から、上下関係を大切にする国だとは知っていたが、年上を敬う文化は日本より強いらしい。家に帰ったら、両親の右手を取ってキスをする。学校の登下校時には、子どもたちが列をつくり、先生が右手を差し出すのを待っている。街中で知り合いに出会ったときも、「セラマーツシアン」(インドネシア語で「こんにちは」)など時間帯に合ったあいさつとともにキスをする―などなど。

私たちとは違った方法で目上の人を敬う国もあることを知り、インドネシアを一層、興味深く感じた。

ヌルシファ アリフィア
(ニックネーム シファ)
アジア太平洋学部3回生

(大分合同新聞2024年2月27日朝刊掲載)

学生広報スタッフSPA(Student PR Assistants)は、APUと大分合同新聞による包括連携協定に基づき、2022年1月より、大分合同新聞朝刊「くらし・文化」面へ、インタビュー記事を連載中です。学生ならではの視点で、各国の文化やその時に気になる話題などを等身大でご紹介していきます。新聞読者層や、APUを目指す高校生などの、世界への興味関心を高めるきっかけづくりや、プロの編集者と協働することによる学生のスキルの向上を目指しています。

青木夏輝
青木夏輝

こんにちは!アジア太平洋学部(APS)3回生、国際関係専攻(IR)のなつきです。APUで経験した面白いことや、新たな発見、出会いなど紹介して、皆さんの日々の生活にインスピレーションをお届けできればと思っています。よろしくお願いします!




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