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ボンジュール!私は現在フランスのル・アーブルという町で交換留学をしています。フランスで留学をしていると聞くと、フランス語が話せるの?英語は当たり前に話せる?と考える人も多いのではないでしょうか。ところが、留学開始当初の私は、フランス語力はゼロ!英語は読み・書きはできるけど聞き取れない!話せない!という状態でした。そんな私が最高の留学を実現できた二つの秘訣を紹介します。
フランス到着が遅れた私は、登校初日、クラスメイトが既にお互いを知り合っている中で誰一人知り合いがいないというスタートでした。とてもシャイな私は、どこに座ればよいのか、どうやって話しかけようか、など思案しつつ着席したものの、一時間経っても誰も話しかけて貰えず、あっという間に休み時間。みんなが「テラスで話そう」と教室から出ていくのを見て、このままではだめだと思い、必死について行きました。私はスピーキングが四技能の中で最も苦手としており、自己紹介ですら聞き取って貰えるか不安でした。ですが自己紹介をしてみると、「日本に行ってみたい!どこの地域がおすすめ?」と聞かれ、趣味の話で大盛り上がり。最高の仲間との最高の時間を思い出すたびに、あの時勇気を出して本当に良かったなと何度も思います。
さらに私は友人に「私の英語って聞き取れる?」と定期的に聞いています。英語力に不安があった留学当初は、「正直半々かな」と言われることが多々ありました。けれども、最近では聞き取れるよと言って貰えるようになり、今では自分の自信をつける為に聞いています。自分が恐れていること・不安としていることに挑戦することは、とても難しいことですが、それが唯一の”自分を成長させる方法”だと私は信じています。
期待と不安でいっぱいの渡航前
私はビジネススクールで交換留学をしており、グローバルなビジネス経験を持つ教授が沢山いる環境にいます。そこで私は授業内に限らず、教授の知識や見解を全てメモしています。この知識や見解はここでしか得られません。授業中のディスカッションでも、主にヨーロッパ諸国出身の多国籍な仲間たちと意見を交わすことで、ここで彼らに出会わなければ得られなかった刺激を受けることができます。
またフランス語力ゼロでフランスに来た私は、スーパーなどで現地の人と関わる際に英語では対応・理解してもらえなかったため、フランス語を独学で学び始めました。毎週火曜日にとあるパン屋で店主に直接腕試しをし、そのたびに新しい単語や正しい発音を教えてもらいました。留学に行くと、日本では得られない機会がそこら中にあります。その機会を一つも逃さないことが留学生活を豊かにします。(留学して、)今ここで得られる最大限の機会を無駄にしたくない、という思いを強くしました。
留学先のEm Normandieにて
この記事を読んでいる人の中にはこれから留学に行く人や留学に興味がある人が沢山いると思います。今回私が紹介した二つの秘訣を忘れずにいると、必ず成長することができ、あなたにとって最高の留学を実現できます。
ボンジュール!APM3回生のソラです。2023年秋から1年間、フランスに交換留学しています。APU生だから経験できたことや留学での経験を伝えることで、皆さんに国際交流の魅力伝えます。