学生ブログ

モンゴルの音楽-大分合同新聞「APU発世界の窓」

読了時間: 2分

伝統楽器とロックが融合

ドラマのロケ地として一躍有名になったモンゴル。美しい自然に心奪われた人も多いのではないだろうか。草原に暮らす遊牧民のイメージから、モンゴル出身のオドノは「馬で学校に通うの?」「肉をよく食べる?」などとよく聞かれるそうだ。
彼女が住んでいたのは国の人口約345万人の半分が暮らす、首都ウランバートル。近代的な建物が立ち並ぶ街から、車で30分ほど走るとたちまち美しい大草原が現れる。冬になると氷点下40度にもなる日があり、自分たちでもどうやって過ごしているのか分からないほど寒くなるという。そのため「旅行するなら夏がいいよ!」と教えてくれた。

近代的な建物が立ち並ぶ首都ウランバートル

そんなモンゴルでは現在、若者を中心にポップミュージックがはやっている。中でも伝統楽器、馬頭琴などとロックを融合させたビジュアル系バンド「The Hu(ザ・フー)」が有名だ。アルバムが米ビルボードの音楽チャートで1位になったり、日本の野外音楽イベント「フジロックフェスティバル」に出演したりと世界を舞台に活躍している。
私も斬新なサウンドに魅了された。ミュージックビデオでは、かつての帝国をほうふつとさせる大地で、メンバーはチンギス・ハーンのような民族衣装を身にまとって出演。馬ではなくバイクでやって来るのが現代的で面白かった。

美しい自然や伝統を守りつつ新しい文化も発展しているモンゴル。私も行きたくなり早速、夏の旅行計画を立て始めた。オドノ、バヤルララー(ありがとう)。

モンゴルウィークにて

オドントウンガラグ バトトルガ
(ニックネーム オドノ)
アジア太平洋学部4回生

(大分合同新聞2023年11月21日朝刊掲載)

学生広報スタッフSPA(Student PR Assistants)は、APUと大分合同新聞による包括連携協定に基づき、2022年1月より、大分合同新聞朝刊「くらし・文化」面へ、インタビュー記事を連載中です。学生ならではの視点で、各国の文化やその時に気になる話題などを等身大でご紹介していきます。新聞読者層や、APUを目指す高校生などの、世界への興味関心を高めるきっかけづくりや、プロの編集者と協働することによる学生のスキルの向上を目指しています。

島村 真菜理
島村 真菜理

こんにちは、島村真菜理(2024年3月卒業)です。旅行が大好きで昨年はヨーロッパ15カ国巡りました。今年はアジアと国内を旅するぞ〜。APUや別府では面白いことだらけ!記事を通してその魅力をお届けします!




  • LINEで送る

PAGETOP