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バングラデシュの「ナトク」と伝統音楽ー大分合同新聞「APU発世界の窓」

読了2分

バングラデシュと聞いて、何を思い浮かべるだろうか。多くの人は「人口密度が高い」「日本と国旗が似ている」などと考えるだろう。かつては最貧国といわれた国も、近年の首都ダッカの景色はまるで東京のビル街。オフィスビルや大きなショッピングモールがひしめき、急速な経済成長を遂げ、進化し続けている。

APハウスという名のAPUの国際学生寮にいた時のフロアメイト、バングラデシュ出身のスハによると、近年のバングラデシュではテレビが大人気。音楽番組でポップミュージックを楽しんだり、「ナトク」というドラマのようなものにハマったりすることが多いそうだ。ナトクの多くは小説が原作で、出演俳優はとても有名になる。ここは日本とも似ているなと思った。私自身も日韓をはじめ、さまざまな国のドラマを見るのが趣味なので、いつかナトクを見てみたい。

世界最長のビーチ、コックスバザール

意外にもスハは、「ポップミュージックに劣らず、伝統的なフォークソングもとてもいいよ」と薦めてくれた。都市に住むようになった最近は動画配信サイトなどで聴けるようになったが、以前は近隣の村などへ出かけて、現地で演奏を楽しんでいたとか。その時、その場所でしか聴けない音楽は、良さをより堪能できる、まさしく音楽の醍醐味であろう。

スハ・サミン・アザム
アジア太平洋学部2回生
バングラデシュ

(大分合同新聞2022年5月31日朝刊掲載)

学生広報スタッフSPA(Student PR Assistants)は、APUと大分合同新聞による包括連携協定に基づき、2022年1月より、大分合同新聞朝刊「くらし・文化」面へ、インタビュー記事を連載中です。学生ならではの視点で、各国の文化やその時に気になる話題などを等身大でご紹介していきます。新聞読者層や、APUを目指す高校生などの、世界への興味関心を高めるきっかけづくりや、プロの編集者と協働することによる学生のスキルの向上を目指しています。

島村 真菜理
島村 真菜理

こんにちは、島村真菜理(2024年3月卒業)です。旅行が大好きで昨年はヨーロッパ15カ国巡りました。今年はアジアと国内を旅するぞ〜。APUや別府では面白いことだらけ!記事を通してその魅力をお届けします!




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