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学生ブログ

日本文化を探究しよう「 お花見」

読了時間: 5分

国際学生のみなさん、日本の象徴として桜をご存じですよね。では「お花見」文化はご存知でしょうか?日本語で「花見(はなみ)」、「お花見(おはなみ)」とは、「花を見ること」、とりわけ「桜を見ること」を意味します。日本古来の文化ですので、花見に参加したことがないという人は、日本に住んだことのない方かもしれないくらいです。

今回は、お花見文化や、別府での楽しみ方について、ご紹介します。あなたもこの素晴らしい文化に触れてみてください。

APUキャンパスの桜

Ⅰ.「サクラ」の由来と花見文化

桜の花の名前の由来には諸説ありますが、一説によると、昔日本の農民は桜が咲くと田の神が村に来ると信じていました。「サ」は田の神、「クラ」は神の座る場所という意味で、「サクラ」はもともと「田の神が宿る神聖な場所」という意味です。そのため、農民たちは桜の木の下で神事と同じような宴会を開き、豊作を神に祈りました。それ以来、桜の木の下での宴会が盛んになり、やがて人々が集まって桜を楽しむお祭りとなったのが「花見」なのです。

Ⅱ.現代のお花見

桜が咲くのは1年に1度だけ。しかもたった2週間(地域によって異なり、別府の場合は3月下旬から4月初旬頃)程度です。また桜の見ごろは日本の学校制度などの年度の始まりの時期でもある春。お花見の季節のお祝いは、素晴らしいスタートを願う意味もあるのです。ま桜は花が落ちてしまうのが早いため、日本人は桜を「どんなに美しいものでも、いつかは終わりが来るのだから、その瞬間を大切にしよう」と考えます。日本の「一期一会」文化に通じるもので、桜の見頃を逃さないことと、人生の瞬間を楽しむことをなぞらえます。

パンデミック前の別府公園

Ⅲ.お花見ガイド

1. 歩いてお花見を楽しみましょう。

COVID-19の感染リスクのため、多くのお花見会場では、座っての宴会や飲食を禁止しています。そのため、歩きながらお花見をすることが、感染のリスクを確実に減らすことができるので、おすすめです。しかし、それでも友人と座ってお花見をしたい場合は、以下のルールに従いましょう。

  • 常にマスクを着用する
  • 飲食や大声での会話は控える。
  • 手指消毒剤を持参し、こまめに使用する。
  • 広くて風通しの良い、混雑しないお花見スポットを選ぶ。
  • 少人数のグループ(1グループ5人程度)で行動する。
  • 2メートル以上の間隔をあけてグループを作ってください。
  • お花見の時間は短めに(2時間程度)
  • 体調不良の場合は参加しないでください。

2.お花見友達を作りましょう。

天気予報を確認し、日時と場所を決めたら、気の合う友人や恋人を誘って、最高のお花見の思い出を作りましょう。ただし、感染症に配慮して、人数を集めすぎないように注意してください。また、お花見先で新しい友達ができたり、空きスペースを共有できたりするかもしれないので、一人で行くのもおすすめです。

3.早めに行きましょう。

お花見場所は先着順なので、早めに到着し、ビニールシートや一人分の場所を確保したほうがよいでしょう。

4.ゴミを残さず拾いましょう。

お花見場所の管理は、食べ残しやゴミはすべて回収し、ゴミ箱に入れてください。ゴミ箱がない場合は、自宅へお持ち帰りください。

IV.別府のお花見ベストスポット

別府市は2022年3月24日、その管理する公園や緑地での花見に関して、感染対策のために少人数や家族単位に限って可能とすると発表しました。利用可能時間は午後9時までで、飲酒は禁止されています。ご注意ください。

1. 別府公園

別府の中心部にある別府公園は、友人や恋人と一緒に日本のお花見を楽しみたい人におすすめの場所です。100本以上の桜の木や植栽があり、ピクニックに最適なスペースも豊富で、風に舞う桜の花びらの美しさを楽しむことができます。

年中無休、入場無料
アクセス:JR別府駅西口から坂道を約10分上がっていくと、別府公園入口が見えてきます。

2.鶴見岳(つるみだけ)

1300m以上の標高を持ち、2000本以上の桜が植えられている鶴見岳は、お花見に最適な上、温泉の湯けむりと桜の色の美しい別府の絶景を堪能できるスポットです。

夏期利用時間:9:00〜17:30(年中無休)
アクセス方:JR別府駅から亀の井バス36番に乗り、「別府ロープウェイのりば」下車。ここからロープウェイで山頂まで移動し、その途中の桜の美しさを楽しむことができます。
ロープウェイ料金(大人):1,000円(片道券)-1,600円(往復券)

3.志高湖(したかこ・しだかこ)

別府と湯布院の間にある阿蘇くじゅう国立公園に属する湖です。APU生がお花見やピクニックを計画すると、志高湖もよく候補にあがります。たくさんの桜の木と湖に囲まれて、大切な人と思い出に残る素敵な時間を過ごせること請け合いです。

開館時間 通年
入場料:無料
アクセス方法: JR別府駅西口から亀の井バス34・36番に乗り、「志高湖畔」バス停で下車
※但しバスは便数が少ないのでご注意ください。

V.バーチャル花見の提案

花見といえば、人が集まり、会食がつきものですが、新型コロナ感染症の状況では、屋外で大人数でのイベントはできません。そこで、この時期でも桜を見たい方は、日本全国のお花見スポットを360度見渡せる「お花見VR」にアクセスしましょう。

SPAおすすめお花見VRサイト:https://weathernews.jp/s/sakura/vr/(ウェザーニュース)

このサイトではリストの中の「再生」と書かれたピンクのボックスをクリックするだけで、日本のお花見スポット10選を紹介するYouTubeビデオにアクセスできます。これで、好きなドリンクを片手に、安全にお花見を楽しむことができますね。

以上、日本のお花見文化と別府での花見の楽しみ方でした。この記事を読んで、新しい文化を知り、かつ安全でこなれたお花見を体験するための簡単なポイントを知っていただければ幸いです。
感染症対策の状況下でもありますので、自分と自分の大切な人の安全を守るために、大分県のルールを守ることを意識してください。
今後もSPAによる別府生活お役立ち情報をお届けします、お楽しみに。

NGUYEN Van Anh
NGUYEN Van Anh

こんにちは。私はベトナム出身のヴァンアインです。手書き文字が好きで、ライティングに興味を持ちました。SPAのメンバーとして、私のライティングスキルを最大限に活用して、APU生にとってプラスになるような情報をお届けしたいと思います。気軽に何でも聞いてください。みなさんの様々な質問に出来る限り応えていきます!




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