2010/11/18

社会連携セミナー 坪井氏講演

2010年10月22日(金)、JICA専門家の坪井達史氏をお迎えし、『ミスターネリカ アフリカ援助の最前線を語る』と題した社会連携セミナーを行いました。



2008年横浜で開催された第4回アフリカ会議(TICAD IV)において、福田首相(当時)は対アフリカ支援として10年間で米生産量倍増を発表しました。食糧不足に悩むアフリカにとって、米生産率の向上は、米輸入コストの削減や農民達の現金収入へと結びつくことにより、貧困からの脱出、子供達への教育機会の提供等、大きな波及効果を及ぼします。講師の坪井氏は、長年、アフリカなど様々な地域における米生産率向上のための支援に最前線で取り組んでこられた稲作専門家であり、現地では“Mr. NERICA”(NERICA=New Rice for Africa)の愛称で親しまれています。

本講演では、アフリカでの米普及活動の具体的事例をデータや写真、映像などの資料とともに紹介いただきました。アフリカの大地のために改良された「陸の上で育つ米」(ネリカ)の特質から、その栽培方法の工夫、移動脱穀機導入のインパクト、また現地の風景やお米の甘さに思わず笑みがこぼれる子供たち、子供たちと一緒に大縄跳びをして遊ぶ坪井氏の姿まで、豊富な写真・映像とともに軽妙な語り口で繰り広げられる講演に、会場を埋めつくした学生は、時に笑い声を上げながら一心に聴き入っていました。

「たとえ今すぐ成果の出るようなものでなくても、30年、50年と経ってから感謝をしてもらえる、そんな仕事ができたなら幸せ」という氏の言葉に、深くうなずく学生の姿も多数見られました。

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