立命館アジア太平洋大学

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学長ノート

学生のみなさんへ:「Global Learning:大学教育の新しい地平を目指す」

2014/10/27

是永 駿 第3代学長

このたび、APUは文科省の「スーパーグローバル大学創成事業」に採択されました。この事業は、高等教育の国際競争力を高めるために、日本にある約750の大学から「トップグローバル大学」30校(Aタイプ10校、Bタイプ20校)を選定するというものです。Aタイプは世界ランキング100位内をめざす大学、Bタイプはグローバル化を牽引する大学です。選定の結果は、Aタイプ13校、Bタイプ24校となりました。(採択結果一覧を参照)。APUはBタイプに申請して、晴れて採択されました。

APUの構想は、「Global Learning:大学教育の新しい地平を目指す」というタイトルです。APUのキャンパスは、短期留学ではなく、本科の学生である学部生の約半数が常時80カ国・地域から集い、教員の半数も海外から採用されている、世界でも稀な多文化多言語環境です。どこの国・地域から来ようと、このキャンパスではその日から異文化接触が始まり、日々他者と交流する生活空間の中で、やがて自己を見つめ直し、他者と自己とを相対化する意識が生まれます。意識の空間も新しい次元へと飛躍できるのが、APUの多文化環境です。構想では、この環境を徹底的に活用して、学生自身が成長し、成功する大学になろうと考えています。開学以来これまで、新しい価値を生み出す学びのコンセプト、システムを、かなり掘り下げてきましたが、それをさらに徹底して追求し、カオスと不確定性に満ちた現代世界を平和的な共存へと向かわせる新たな価値、新しい地平の発見を目指します。

「グローバル化」は、経済の利潤動機がナショナリズムに優先し(しかし、利潤動機はナショナリズムを克服することはできません)、情報の動きが地球規模で瞬時に伝わるという現代社会の巨大な文化変容を意味していますが、同時に、そのグローバル化の中で、人々は自らのアイデンティティをより深く求めるようになります。その両面の価値が同時進行するという意味で、アンビバレンツ(両面価値的)な動きを呈します。APUはそのグローバル化した現代社会の人間の成長にもっとも適応したキャンパスなのです。だから、このキャンパスで育った人材を現代社会が競って求めようとするのです。その学生の成長、成功のモデルをさらに徹底して構築しようという今回の構想に、学生諸君も積極的に参画して下さい。皆さんの先輩である校友の方々にも協力して頂こうと思っています。

関連リンク :
APU公式サイト APUギャラリー:文部科学省 「スーパーグローバル大学創成支援」 に採択

「平成26年度スーパーグローバル大学創生支援」の選択結果一覧



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