立命館アジア太平洋大学

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学長ノート

まっすぐな一本道

2014/2/4

今村 正治 元副学長

APUにはキャンパスの真ん中に、一本のまっすぐな大きな道がありますよね。APハウスから研究棟Ⅱまで。横道がない。どうしたって向こうから来る人と向き合わざるを得ないのです。実にAPUらしいですよね。

「新入生ワークショップⅡ・最終プレゼンテーション」(1月22日)に、講評者ということで、ヒックス先生と出席させてもらいました。224のグループから選ばれた7つのプロジェクトの報告でしたが、いや~、どれもこれも面白かった。奇抜なアイディアに感心したり、笑ったり、ジンときたりと、時間があっという間に過ぎました。各チームとも国際学生、国内学生が、勉強途上の英語・日本語を駆使しながらチームをつくってやるんだからすごいです。プレゼンはすべて、多文化環境における課題を不満や問題指摘で終わらせず、より良い変化を起こすために、新入生が実際になにかを実行したものばかりでした。そして、ハッと気づいたことなんですが、どのプロジェクトにも共通しているのは、1対1のコミュニケーションが基本になっているということでした。つまり、まず自分が未知の価値観をもつ他者と向き合い、言葉や動作でなにかを伝えようとすることからすべてが始まるということ。そして、そういうことにチャレンジでできた「自分」が、ひとりまた一人とまとまっていって、リーダーシップを発揮するチームができる。そんなことを新入生たちは、学び始めているんだなと思いました。

「どう伝え、表現し、理解し合い、協力しあうか」、もちろん現実は簡単ではない。でも自分から始めることが大事。うつむいていてもいい、言葉にならないもどかしさをかかえたままでもいい、伝えたい人と向かい合ってみることです。必ず受けとめてくれますよ。

多文化が交錯する道、今日もまっすぐ伸びています。

関連リンク:ニュース「2013年度新入生ワークショップⅡの最終プレゼンテーション大会を開催」



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