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内閣府総合科学技術会議議員一行がAPUを訪問

来学者

2010/5/25

2010年5月18日(火)、日本の総合的、基本的な科学技術政策の企画立案及び総合調整を行う、総合科学技術会議議員の奥村 直樹氏(元新日本製鐵株式会社代表取締役副社長)と中鉢 良治氏(ソニー株式会社取締役代表執行役副会長)がAPUを視察に訪れました。


一行はLEE Ji Youngさん(APM4、韓国)とMd.Asaduzzamanさん(APM3、バングラデシュ)、2名の国際学生の案内で日本語、英語それぞれの授業見学やライブラリーの視察を行ったほか、学部生、大学院生と懇談し、APUの特徴的な教育プログラムや学生支援について学生の意見を聞きました。

また総合情報センター長 PISHVA, Davar教授が、APUの教育・研究組織のひとつである情報・コミュニケーション技術(ICT)インスティチュート(CAP-ICT*)について説明し、お二人からはICT分野での産業界と大学が連携したカリキュラムの創設や産業界のニーズにあったIT人材育成について要望がありました。

本田 明子講師の応用日本語の講義の視察中には、国際学生から企業が求める人材や就職に必要な資格や条件などについて日本語で質問を受ける場面もありました。中鉢氏は「企業の人事担当者は、流暢な日本語力よりも、他者とは何か違う点を持っていることを評価します。面接官とのコミュニケーションが上手い学生は就職活動にも成功しているようです」と助言しました。また奥村氏は「日本企業は、自社の海外進出を人件費の削減ではなく、成長するマーケットへの進出として捉えています。日本企業へ就職を希望する皆さんにとって、母国についての知識を高めることも仕事をする上での強みとなります」とエールを送りました。

*CAP-ICT
APUでは、複雑で多様化するアジア太平洋の諸課題に迅速かつ戦略的に対応するために、アジア太平洋学部(APS)と国際経営学部(APM)の両学部を横断して学べる5つの教育・研究組織「インスティテュート」を設置し、大学院接続までを視野に入れた高度な学びに取り組む「クロスオーバー・アドヴァンスド・プログラム(CAP)」を展開しています。その中のICTインスティテュートは21世紀の情報化社会における持続的発展を支える情報システムを構築するICT分野の“技術養成型人材”の育成を目指しています。



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