連携事業
2009/12/17
2009年12月7日(月)〜13日(金)、APUでは、企業の国際化を目指すローム株式会社から短期研修生を受け入れ、研修生は、学生や教職員との懇談や授業見学、ミーティングへの参加などを通して、約一週間に渡りAPUの多文化多言語環境を体験しました。
12月8日(火)、研修生はAPU大学院で学ぶ国際学生と意見交換を行い、これからのローム株式会社の国際化への展望や具体的な計画などについて活発に意見を交換しました。大学院生による学生の視点を活かした、グローバルビジネスに関する意見に、研修生は注意深く耳を傾け、時折笑いも交えながら、くつろいだ雰囲気の中での有意義な時間となりました。
懇談の中で研修生は、これまでの日本企業を主としたローム株式会社の事業展開を拡大するため国際化を必要としており、中国をはじめとするアジア圏への進出を検討していると述べました。一方、大学院生からは、国際化を進める中での“既存の顧客を失うリスク”や“新しい事業展開の可能性”などについて意見があがりました。
このイベントに参加した社員研修生の一人、中田愉香さんは「今回の意見交換会を通して、普段会社で聞くことのできない国際的な視点からの考え方を聞くことができました。大学院生の質の高い意見はとても参考になりました。この経験を今後の業務へ役立てたいです」と懇談の感想を述べました。
企業研修生にとっても学生にとっても普段行うことのできない交流会でお互いの意見を聞くことのできる機会となりました。APUは今後も研修や交流を通してさらなる企業の国際化に協力をしていきます。
APU学生広報スタッフ<Student Press Assistant (SPA)>