学生生活
2009/12/16
2009年11月26日(木)〜12月4日(金)の約1週間に渡り、APU学生NGO団体“PRENGO”が「世界エイズデー」にちなんで「差別を無くそう」をテーマとしてキャンペーンを開催し、12月4日(金)には特別イベントを開催しました。
このイベントは一般的に人々が抱いているエイズに対する誤解をテーマに、感染したキャリアに対する偏見や差別を減らすことを目的として開催したものです。イベントに参加した和太鼓“楽”やゴスペルサークル“Soul”は、エイズキャリアの人々も開かれた社会の中で、他の人と同様に生活することが可能であるというメッセージを込めてパフォーマンスを行いました。
イベントの中では、元NBLプロバスケットボール選手のマジック・ジョンソンやジンバブエ出身の女子サッカー選手、Pili Anafieldなど、プロの現場で活躍し続けるHIV陽性の選手を紹介し、AIDS予防のパンフレットやコンドームの配布も行いました。
このイベントを企画した小南佳織さん(APS1、日本)は、「人々のエイズへの認識を改善し、エイズに苦しんでいる人々も普通の生活を送ることができるということを広めることを目指しています」とこのイベントの目標について話しました。
2000年に設立したPRENGOはAPUで最初のボランティアサークルです。毎年2月と9月にタイのラヨーン県で、経済、保健衛生、教育の3つを柱に支援活動を行うほか、学内外で活動報告写真展を行うなど様々な活動を行っています。PRENGOによるエイズデーイベントは、エイズについての最新情報の提供と学生の意識向上を目的に初年度から毎年開催しています。
APU学生広報スタッフ<Student Press Assistant (SPA)>