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イベント
世界各国の学生が学ぶAPUでは、学生が中心となって、毎年、春（5月～7月）と秋（11月～1月）の2回、数カ国・地域の国にスポットを当て、その国の言語や文化を週替わりで紹介するイベント「マルチカルチュラル・ウィーク（Multicultural Week）」 を開催しています。
各ウィークとも、 100 名から 150 名もの学生が一体となってイベントを作り上げていきます。このイベントの特徴は、当該国・地域出身とは異なる学生が参加学生の約 3 割を占めていること。彼らは、当該国の学生から直接指導を受け、異文化の表現者として参加します。このイベントを通じ、母国への誇りや他国への尊厳の念を育むことを学ぶとともに、相互理解力・課題遂行力・自主性・協働性といったグローバル人材に求められる力を、自然と身につけていきます。
2013年6月10日～14日、初のフィリピン・ウィークを開催しました。期間中は、フィリピンの伝統料理の「アドボ（肉や野菜の煮込み料理）」と「カルデレタ（ビーフシチュー）」が日替わりでカフェテリアに並んだほか、独立記念日にあたる12日は伝統衣装を身にまとった学生たちがパレードをしたり、吹奏楽部の音楽に合わせてダンスを披露したりしました。そして、最終日のグランドショーでは、伝統的な舞踊や音楽はもちろん、フィリピンの有名デザイナーとのコラボレーションでファッションショーを行うなど、充実したショーで観客を楽しませました。
APUでは、このグランドショーの模様を、Ustreamを使ってインターネット上でライブ中継しました。APUの多文化・多言語環境で学ぶ学生たちが披露する華やかな舞台をぜひお楽しみください。
6月は、フィリピンが独立した時期です。この記念すべきときに、APUで学ぶ私たちフィリピン出身の学生は、2013年6月10日～14日にかけて、APU初の本格的なフィリピン・ウィークを開催することにしました。フィリピンの観光省と連携したこのイベントは、事実上の“フィリピンを、もっと楽しむ” キャンペーンでもあります。APUと地元・別府の方々にフィリピンとフィリピン人に親しんでもらう機会にしたいと考えています。
イベントは、フィリピンの経済、ビジネス、観光に関するフォーラムで始まります。カフェテリアでは、フィリピンで人気のスポットを写真でご紹介します。もちろん、フィリピン料理もご用意しています。11日、12日は、フィルムフェスティバルを開催します。フィリピンの独立や歴史に焦点を当てた映画やフィリピンで撮影されたハリウッド映画を上映します。12日午後開催のグランドショーのキャストによるパレードもお楽しみに。13日夜には、翌日に控えた待望のグランドショーの前夜祭として、haranaというセレナーデのミニコンサートを開きます。そして、14日6時30分からは、フィリピン・ウィークのフィナーレを飾るグランドショーを開催します。フィリピンのファッションブランド、Dita Sandico-Ongとコラボレーションしたファッションショーやシンキル、パンダンゴ・サ・イラウといった民族舞踊を披露します。もちろん、オリジナルフィリピーノミュージックも準備しています。皆さん、この機会にフィリピン文化を楽しまれてくださいね。
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マルチカルチュラル・ウィークとは
