Day 1
8月23日、ロイヤルカレッジの野球部員とコーチが福岡空港に到着。到着するなり空港のテレビから流れる甲子園の中継に釘付けに。


APU到着後には、普段APUのオープンキャンパスを運営する学生スタッフ、Global Admissions Student Staff(GASS)によるキャンパスツアーが行われました。


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学生生活
APU硬式野球部は、8月にスリランカのロイヤルカレッジ(高校)の野球部をAPUに招き、野球を通した国際交流を行いました。野球部は、ある1人のスリランカ人部員が語った「スリランカの野球文化を日本の野球文化のように発展させたい。」という思いをきっかけに、2015年より2度のスリランカ遠征を行ってきました。現地では、これからのスリランカ野球を担うであろう子どもたちに野球道具を寄付したり、野球教室を開くなどスリランカの野球文化の発展を一心に願い活動をしてきました。今回APUに招待した、スリランカのロイヤルカレッジの野球部とも、過去2回のスリランカ遠征より交流を深め、交流3年目となる今年はスリランカの学生に日本の野球を体験して欲しいという思いから、この来日交流を企画しました。1週間に及ぶ来日交流は、大分県内の野球チームとの練習や親善試合、大分観光など、APU硬式野球部と野球をするだけでなく地域の人々や日本の文化にも触れる事のできるプログラムとなりました。
8月23日、ロイヤルカレッジの野球部員とコーチが福岡空港に到着。到着するなり空港のテレビから流れる甲子園の中継に釘付けに。
APU到着後には、普段APUのオープンキャンパスを運営する学生スタッフ、Global Admissions Student Staff(GASS)によるキャンパスツアーが行われました。
2日は、APUの硬式野球部と日本式トレーニングを体験。声だしやチーム全員で足並みを揃えたランニングなど、日本ならではのトレーニング方法を体験したロイヤルカレッジの野球部員。普段は行わないようなトレーニング方法にロイヤルカレッジの野球部員らは熱心に取りくんでいました。練習後には両野球部員で一緒にカレー作り。初めて食べる日本のカレーを堪能。
大分県中津市のダイハツアリーナにて、中津市にある専門学校「九州総合スポーツカレッジ」のチームと合同練習&親善試合。試合は11対2で負けてしまいましたが、初めての日本の野球チームとの試合を楽しんでいました。親善試合の帰りには、大分県宇佐市にある宇佐神宮へ。
4日目はあいにくの雨の為、予定していた試合をキャンセルし、スポーツ店へショッピングに。スリランカには野球用品を扱うスポーツ店が無い為、真新しい野球用品が沢山並ぶ様子にスリランカ学生らは大興奮で買い物を楽しみました。夕食には夏の定番の食べ物「そうめん」で日本の夏を体験。
この日は練習を一休みし、由布院と九重夢大吊橋へ。時間をかけて来日してくれたスリランカの学生へ、スリランカではできない体験をプレゼント。
来日交流も終盤に差し掛かった6日目には、大分市にある別大興産スタジアムでAPU硬式野球部と初の親善試合を行いました。
交流最終日は別府市内観光。地獄めぐりなどをし、夕方には福岡空港へ向けて出発しました。
このプロジェクトを通して、これからも継続的な支援を続けていかなければならないと思いました。プロジェクト中に訪れたスポーツ用品店では、みんな目を輝かせながら、商品を見ていたので、野球用品が足りてない現実を改めて感じました。
スリランカの高校生の笑顔や姿勢を見ていると喜びと同時にもっと支援したいと思いました。また彼らには、私達日本人にない野球を楽しむ姿や道具を大事にする気持ちなどがあり自分たちの野球を見直すきっかけとなりました。
この交流を通して、日本で野球をしている人は本当に恵まれているなということを感じました。私は捕手用と野手用のグローブ2つを持っていて部活に行っていますが、スリランカの高校生は1人1つのグローブを大切に使っていました。そのような状態を目の辺りにしたからこそ、自分の置かれている状況に感謝をし、これからも野球に取り組んでいきたいと思いました。
今回、こうしてスリランカ学生との交流を継続できたことは、私たちにとって意味のあるものになりました。
今回日本を訪れ、APUとの文化・野球交流に参加できたことは、素晴らしい経験となりました。私達は、様々な野球の戦術や練習方法だけでなく、日本の文化も学ぶ事ができました。日本の料理を習い、温泉を体験し、沢山の素晴らしい場所を訪れました。APU野球部の皆さん、ありがとうございました。