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イベント
日 時 |
: | 2015年10月21(水)~ 11月4日(水)10:00~17:00(入場は16:30まで、会期中無休) |
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会 場 |
: | 立命館アジア太平洋大学 本部棟(A棟)2階 コンベンションホール |
入場料 |
: | 大人500円(高校生以下は無料) ※APUの学生・教職員はIDカード提示により無料 |
主 催 |
: | 立命館大学国際平和ミュージアム、立命館アジア太平洋大学、朝日新聞社、世界報道写真財団 |
World Press Photo 2015
2015年10月21(水)~11月4日(水)の期間、「世界報道写真展2015」を、九州では唯一、APUで開催します。
世界報道写真展はオランダのアムステルダムに本部を置く世界報道写真財団が毎年開催する世界報道写真コンテストの入賞作品を展示した世界最高峰の写真展の1つで、今年で58回目を迎えます。APUでは、開学の2000年と、2003年からは毎年開催されています。
今年は41人がコンテストでの入賞を果たしました。コンテストの部門は全部で8つ。さらにそれぞれが「単写真(写真1枚)」と「組写真(複数の写真で構成)」に分かれています。入賞者は部門毎に各1位から3位までのいずれかに該当します。入賞者の中から、その年の最も優れた写真1点に対しては「世界報道写真大賞」が贈られます。今年の大賞受賞者はデンマークのマッズ・ニッセン氏がロシアで同性愛の男性2人の姿を撮影した作品です。同氏は「ロシアでは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランズジェンダー(LGBT)の暮らしがますます困難になっている。性的少数者は法的、社会的な性別や嫌がらせ、犯罪の被害にさらされている」ととらえています。
同じ時代を生きる人たちの、普段目にすることが少ない現実。写真展を通して、世界で起きている紛争や現代社会の問題、奇跡的なスポーツの瞬間や、壊されゆく自然の姿を知ることのできる貴重な展覧会です。ぜひ、ご覧ください。
自然の部 単写真2位
アミ・ヴィタール(アメリカ、ナショナルジオグラフィック誌)
ケニア北部、レワダウンズ自然保護区
生まれて初めてサイに出会った、サンブル族の若者たち。ケニアの人々のほとんどは、地元の野生動物を目にすることがない。組織犯罪網による密猟が、アフリカの大平原の大型動物の数を激減させている。人々の関心は野生動物の危機や、自然保護レンジャーと密猟者の戦いに集中し、密猟阻止の前線に立つ先住民族への支援策にはほとんど向かわない。大型動物の生き残りの鍵を握るのは先住民族だ。