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イベント
日 時 |
: | 2014年11月2日(日)~11月16日(日)10:00~17:00(入場は16:30まで、会期中無休) |
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会 場 |
: | 立命館アジア太平洋大学 本部棟(A棟)2階 コンベンションホール |
入場料 |
: | 大人500円(高校生以下は無料) ※APUの学生・教職員はIDカード提示により無料 |
主 催 |
: | 朝日新聞社、世界報道写真財団、立命館大学国際平和ミュージアム、立命館アジア太平洋大学 |
2014年11月2日(日)~11月16日(日)、約100会場で開催されている「世界報道写真展2014」を、九州では唯一、APUで開催します。
「世界報道写真展」は、オランダのアムステルダムに本部を置く世界報道写真財団が毎年開催する世界報道写真コンテストの入賞作品を展示した世界最高峰の写真展の一つで、今年で57回を迎えます。APUでは、開学時の2000年と、2003年からは毎年開催しています。
今年は53人がコンテストでの入賞を果たしました。コンテストの部門は全部で9つ。さらにそれぞれが「単写真(写真1枚)」と「組写真(複数の写真で構成)」に分かれています。入賞者は部門毎に各1位から3位までのいずれかに該当します。入賞者の中から、その年の最も優れた写真1点に対しては「世界報道写真大賞」が贈られます。今年の大賞受賞者は米国のジョン・スタンマイヤー氏がジブチ共和国で移民の姿を撮影した作品です。アフリカからヨーロッパや中東に向かう移民の通過地点であるジブチで、近隣のソマリアからの安価で微弱な携帯電話の電波を頼りに、祖国に残った家族となんとか連絡を取ろうとする移民たちの切実な思いが見て取れます。技術の進歩で誰もが携帯電話を持てるようになった現在も、さまざまな理由から国を離れざるを得ない人々がいるという現実を突き付けられます。
日本では6月7日の東京都写真美術館での開催を皮切りに、大阪、埼玉、京都(立命館大学国際平和ミュージアム)、滋賀(立命館大学)、別府(APU)と巡回しています。地球上で起きているあらゆる出来事を、最高の技術と取材力をもって撮影した写真は、人々に現実を強く訴える力を持っています。ぜひご覧ください。