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学生生活|社会貢献
APUは、大分県、別府市、立命館の三者の公私協力のもと、2000年に開学しました。
地域に支えられて生まれたAPUでは、地域の発展や国際化に貢献する事をAPUのミッションの1つとしています。そして、このミッションを実現する為に、主体的に取り組む学生たちがいます。
今年は、別府市制90周年の年の記念事業である「別府国際なんでんかんでんフェスタ」が8月17日にB-Con Plazaで開催されます。
90周年を迎えた今の別府の国際的な姿を市民の方に体験頂くため、別府市文化国際課と別府大学、別府溝部学園短期大学、立命館アジア太平洋大学の3大学の学生たちが実行委員会を立ち上げました。
実際に住んでいる別府をもっと知りたい、たくさんの人々と交流する事でもっと充実した大学生活を送りたいとAPUサークル事務局(以下、SOSC)のメンバーからパク・ハンギョルさん(国際経営学部3回生)と大塚由希さん(国際経営学部3回生)の2人が実行委員会に参加しています。
「伝統的な町だと思っている別府が「こんなに多様性に富んでいるのか」という驚きを別府市民の方に体感してもらいたい」とパクさんは、語ります。
続いて大塚さんは、「当日は、ビーコンプラザに行けば、いろんな国のパフォーマンスが一気に見られる【世界の別府、みんなで一回り】がテーマです。」と語りました。
別府市には今、88ヶ国・地域からの約3850人の外国人が住んでいます。
90周年を迎える今の別府市は、全国的に有名な歴史ある温泉保養地でありながらも、人口に対する外国人比率が高く、国際的で多様性のある街に変化しています。
「私は大分出身で高校時代から別府に住んでいますが、こんなにたくさんの外国人が住んでいる街だとは知りませんでした。その事実を伝え、市民の方に興味を持っていただく事が今回の企画の目的です」と大塚さんは語りました。「日本の伝統的なものがありながら、国際化の街として両立している。これが別府の魅力だと思います。」とパクさんが付け加えました。
「具体的な経済効果などは分かりませんが、このイベントでは、APUの基本理念の1つである「国際相互理解」を深める事が出来ます。ただ単に世界の人々や文化を紹介するイベントではなく、実際に同じ別府という地域に住む外国人との交流を実体験することにより多文化共生への意識に繋がるのでは。」とパクさんは言います。実行委員として参加する2名の学生以外にも、イベントを盛り上げるために多くの学生が参加します。温かな別府の人々に支えられながら、これらからも新たな「別府」の発展を目指し、学生たちは多様な活動を行っています。
SAS( Student Activity Station)とは、APUと地域をつなげるために、「ひとづくり」「まちづくり」「えんづくり」を基本コンセプトに地域交流イベントを企画運営している学生スタッフです。彼らへSASにはいった理由や活動について聞いてみました。