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APカンファレンス2025:発表、緊張、そして学びの連続

読了時間: 3分

「学会」という言葉を聞くだけでも、どこか敷居が高く感じられます。そこ研究者や学生が集まり、発表や質疑応答、フィードバックが行われる場を想像すると、なおさらです。
そんな中、私は緊張しながらもAP カンファレンス2025への参加を決意しました。ベテラン研究者や教員に囲まれることを思うと、当日までずっと不安が消えませんでした。それでも、「居心地の良い場所にいるだけでは成長できない」という思いが、私の背中を押してくれました。

カンファレンス当日

AP Conference 2025は11月29日から30日にかけて開催されました。初日は主に研究者と大学院生による発表、2日目は学部生による発表とフィードバックセッションが中心でした。私にとって2日目は、まだ執筆中だった卒業論文について意見をいただく絶好の機会でした。特に、他大学の教員や学生から、自分とは異なる視点で研究を見てもらえることを楽しみにしていました。
当日はAPUへ向かうバスの中で、立ったまま発表スライドの最終調整をしていました。週末とは思えないほど車内は混雑しており、周囲を見渡すと、ほとんどの人がスーツ姿で資料を読み返したり、小声で発表の練習をしたりしていました。その様子を見て、同じカンファレンスへ向かっている人たちなのだとすぐに気付きました。

発表の様子

カンファレンスは、11月29日に3つ、30日に4つの時間帯で構成されており、私は2日目最初の時間帯に割り当てられました。
私のセッションでは、アジア太平洋学部の金相鎬(KIM Sangho)教授が座長を務め、私を含め3名が発表しました。私は最後の発表者だったため、順番を待つ間は緊張がさらに高まりました。しかも、他の2名は他大学の大学院生で、その発表はいずれも非常に完成度が高く、自分とのレベルの違いに圧倒されました。
私の発表テーマは、モバイル金融機関を切り口としたバングラデシュの政治分析でした。研究はまだ途中段階だったため、完璧な発表を目指すというよりも、卒業論文をより良いものにするための助言をいただき、将来的に「優秀論文」への応募につなげたいという思いで発表に臨みました。

自身の研究を発表する様子
自身の研究を発表する様子

実際に参加して最も驚いたのは、会場の雰囲気でした。参加者は互いの研究に真剣な関心を持ち、寄せられる質問も建設的で、研究をさらに深めるためのヒントにあふれていました。厳しく批判される場を想像していましたが、実際には協力的で温かい雰囲気があり、とても安心しました。

発表後

発表を終えた後は、友人たちの発表を聴いたり、興味のあるセッションに参加したりして過ごしました。
特に印象に残ったのは、2日目第3セッションで行われた発表の一つです。その研究では、「環境ウェルビーイング」と性格特性が温室効果ガスの排出量にどのように関係しているかが取り上げられていました。。

「Environment and Behavior Analysis」セッションで発表するDOLOROSA REGGIE MAE PAMBIDさん(アジア太平洋学部4回生, 当時)
「Environment and Behavior Analysis」セッションで発表するDOLOROSA REGGIE MAE PAMBIDさん(アジア太平洋学部4回生, 当時)

大変興味深かったのは、外向的な人は旅行や人との交流が多いため、その分移動やコミュニケーションに伴う排出量が増える傾向がある一方、内向的な人は家で過ごす時間が長いため、食事や家庭で使用するエネルギーに由来する排出量が多くなる傾向があるという分析でした。このような発見があるからこそ、学会は何度参加しても新鮮です。難しい理論ばかりだと思って参加しても、実際には人間らしさや創造性にあふれた、多様な研究に出会うことができます。

また、各セッションの座長からは、学術誌への論文掲載を目指すうえで「サンプル数」の重要性についてもアドバイスがありました。十分なサンプル数を確保することが研究の信頼性を高め、より説得力のある成果につながるという話は、学生である私たちが見落としがちな重要なポイントだと感じました。

まとめ

アジア太平洋地域に関する幅広い研究に触れられたことは、とても刺激的な経験でした。それ以上に、「難しそうだから怖い」と思い込んでいたことが、実際にはそうではないということを実感しました。
APカンファレンス2025は、参加前には圧倒されそうだと思っていたイベントでしたが、終わってみると、自分を見つめ直し、多くのことを学べる貴重な機会となりました。そして何より、予想以上に楽しく、充実した時間を過ごすことができました。

RAHMAN MIR MUSTAUFIQ
RAHMAN MIR MUSTAUFIQ

こんにちは、みなさん! APM4回生のRazinです。 マルクス主義について議論したり、フィクション小説を読んだりするのが好きな方は、キャンパスで私を見かけたら気軽にお声がけください。 SPAの記事を通じて、特に同僚全員の視点を通してAPUを宣伝できることに興奮しています。




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